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2005年05月30日

ハンズフリー

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今号の JAF Mate で注目したのは「ハンズフリーなら安全か?」という特集記事です。

いわゆる“ケータイ運転”が禁止され、それだけでもムカついてるのに更にその上わざわざ買ったハンズフリーキットまで安全か?なんて言われちゃった日には、決して少なくないはずの隠れケータイ運転肯定派のドライバーの人達にとってはどうにも腹立たしい記事であるに違いありません。

実際今回のこの記事は、ハンズフリーの危険性を示すだけではなく、ケータイ運転肯定派の理屈を改めて否定するものになっています。

運転シミュレーターを使った実験データだけでも十分なのですが、肯定派が必ず持ち出す以下の問いに答えを返しています。曰く……

Q「ケータイがダメなら何故カーラジオを聞きながら運転するのはいいのか」
A「ラジオや音楽などと違い、通話は聞き流せない。相手はこちらの状況などお構いなしに話しかけてくるので集中力が散漫になり、それが反応時間や判断力の低下につながります」

Q「ケータイで話さなくても同乗者とのおしゃべりに夢中になれば危険は同じじゃないのか。ケータイを取り締まるんだったらそういうクルマも捕まえろ」
A「同乗者との会話と携帯電話の通話の違いは同じ状況を共有していないこと。同乗者との会話であれば、集中すべき状況になったときには会話を中断して運転に専念することができますが電話ではそうはいきません」(多少編集あり)


個人的にはハンズフリーが現行の法律で認められている以上、個人の判断で使うのはまったくかまわないと思います。
ただ、もし仕事上の成り行きや友達間でのやり取りの中でケータイ運転(ハンズフリーではなく手に持った形での通話)を強いられそうになった時には今回の記事のQ&Aのようにその場の雰囲気に流されずきちんと拒否しましょう。


「ストップ・ざ・強要ケータイ」(なんじゃそりゃ)

2005年05月25日

白昼の死角ってか

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逆さキリンの表紙がユニークだった今月の JAF Mate の危険予知の問題は、車線変更の際にミラーに映らない死角にいたバイクを、斜め前を走行するクルマのボディにかすかに反射していたバイクのヘッドライトの灯りで気付かせるというもの。

対象物を見つけてしまえばそれでオシマイの宝探しゲーム的なものと違い、ドライバーの経験とひらめきを試す好問題だと思います。

先月の問題もとても良いものだったし、出題の内容が今年度からレベルアップの予感。
もしかして問題を考える人変わりました?