JAF Mate 2007/5
「危険予知」は、片側1車線道路のT字路を左折しようとしている状況で注意する点について。
最初、前方の自転車が後方確認をしないまま急に右側に出てくるんだろうなと思いましたが、それは“引っ掛け”で、写真左側のトラックの存在に気がつけば、そのトラックの右折の仕方がキーになるんだろうなと想像ができます。
結局トラックのショートカットラインが問題になる、と言うか解答な訳ですが、このような道路の場合、道幅が狭ければ例えトラックが対向車線側にはみ出す意図がなくても交差点内で擦れ違うことが難しいことはよくあるので、交差点手前で右折しようとしているトラックの存在に気がついた場合は、その時点で先にトラックを右折させてしまおうと考える方が賢明です。
あと、交差点内でショートカットラインを取るクルマですが、個人的な印象ではトラックよりもむしろ普通乗用車の方が多い気がします。
全く減速せず、むしろ加速気味にこちらに突っ込んでくるようにして曲がって来るので結局手前で待たされることになります。
相手のクルマの大きさとは関係なく、道幅や道路の形に応じて時には自分の方が優先であっても待つことを想定しながら走ることが身を守ることに繋がるのだと思います。