今月の危険予知
今号(4月号)は、自車の出したウインカーの意味を周りのクルマが必ずしも的確に把握してくれるとは限らない、という先月号のヴァリエーションとも言える問題内容でした。
道路沿い左側の駐車場に入る為に出した左ウインカーなのに、駐車場の手前側の脇道に入る為のウインカーだと勘違いされ、そこにいたクルマが出てきてぶつかりそうになるパターン。
こういうシチュエーションは実際によくあります。こういうとき私は後続車の有無とその動きを見ながらウインカーを出すタイミングを遅らせて、脇道の前まで来てからウインカーを出すようにします。
通常よりちょっと早目にアクセルペダルから足を離して少し減速してからブレーキランプを点灯させる形にすれば、多少ウインカーを出すタイミングが遅れても後続車のドライバーを驚かせずにすみます。
脇道と駐車場の距離によってはウインカーを出してからブレーキランプという合図の鉄則の順番が逆になってしまうわけですが、これは背に腹はかえられぬという判断においてしています。
似たパターンの状況についてかつて書いていますのでそちらもご覧下さい。
左折の為ではなく車線変更の為に出したウインカーが誤解されるというパターンについてです。
「そこまでやるかの危険回避」>>「ウインカーの意味」