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2005年07月31日

すれ違いのココロ

狭い道でのクルマ同士のすれ違い。
双方に譲り合いの気持ちがあれば良いのですが、時々なんも考えずに自分の方が優先だとばかりに躊躇なく突っ込んでくるクルマがあります。

結果すれ違いさえうまくできれば私が待たされる側であったとしても別にそれはかまわないのですが、問題なのは、どの場所ですれ違えばよいのかという見通しなしに、こちらの出方を窺うこともなく突っ込んでくるクルマがあることです。

これは、最悪鉢合わせになってどちらかがバックを強いられることになり、結局できるだけスムーズにその場をやり過ごすという双方にとっての一番の目的を果たすこともできなくなるばかりでなく、バックする側にとっては大変な危険を伴うことにもなります。

狭い場所でのクルマ同士のすれ違いは、本来思いやりの心も大切ですが、それ以上にその場所で双方がどういうすれ違い方をすれば最もうまくいくのかをまず考えて阿吽の呼吸でするものだと思います。

別に難しいことじゃなくって、要するに強引な優先意識を捨て、例えば《あの電柱の手前でこちらが止まって待てば向こうのクルマが脇をすり抜けて行ける》とか、《向こうのクルマがあと5メートル進んでちょっとだけ広くなっているアノ場所で止まって待ってくれればこちらが素早く通り抜けられる》みたいなことを、お互いに理解し合うことなんだと思います。

そういう意味では、狭い場所で対向車に出会うと瞬間的に気持ちが萎縮してしまいその場所でピタリと止まって動かなくなるクルマも強引に突っ込んでくるクルマとなんらかわりがないものと言えます。
にらめっこ状態になったら自分が止まって待てばよいという考えは、思いやりの心でもマナーでもなく、単なる状況を読めない思考停止でしかありません。

行くか止まるかの判断は実はとってもシステマティックなもので、“心”の介在するスペースはとても小さいと思うのです。

花火大会

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他の人の日記やらブログやらで、ケータイのカメラで撮ったとおぼしき花火大会の写真を数枚載せて二言三言コメントを付けただけの更新(エントリー)を見せられると、そのたびに「これだけかよ!」とか思ってうんざりしていたのですけどいざ自分が同じ立場になると、これがもう更新せずにはいられないからビックル、いやビックリ!

海を隔てた対岸からの打ち上げなので、上がった花火の光が揺れる水面に反射してこれがまた綺麗。
右側の写真は高速で走るボートから海に投げ入れられた花火の球が海面で扇状に炸裂したところです。

特にオチもなくこれでオシマイなのでした。

2005年07月18日

ジャフマテ

ジャフマテ今月(8・9月号)の危険予知の問題。

まずは蛇足から。
「T字路を左折しようとしています」という問題文の出だし。
「T字路」は「丁字路」と書くのが正しいのだ、といちいち指摘したがる人は未だにけっこういるけれど、別にどっちでもいいです。
「Y字路」だってあるし「S字カーブ」だってある。元々どうだったかなんてたいしたことじゃない。
ちなみに免許更新の際もれなくついてくる「交通の教則」には「T形道路交差点」「Y形道路交差点」の表記あり。

ここから本題。
今回は、危険因子がちょろっとどこかに顔を出していて、それを一生懸命探させるといういつもの「宝探し型」問題だと思わせておいて、実は目に見える形で写真の中に存在していないが、当然そこにあるべきものを日常の運転の記憶の中から思い出させて解答させる「イメージ検索型」の問題になっていました。

なんか大袈裟に書いてますけど、今回は前走車であるトラックの荷台に完全に隠れてしまっている信号が、目視できないままに変わってしまい、結果赤信号の交差点にトラックに続いて突っ込んでしまう可能性を指摘した問題でした。

歩道に歩行者を10人以上立たせて絶対にこの中に何かあると思わせ気を散らすやり方は実に巧妙。危うくダマされるところでした。てゆうかダマされました。


実際こういうシチュエーションはよくあり、さすがに信号が見えないからと言ってその存在を忘れることはありませんが、いつもこのままついていって大丈夫か判断に迷います。

毎日の経験で、通り慣れている道ならば赤になるタイミングを知っているので場合によってはエイヤッと一緒に突っ込むこともありますが、そうでない道では、何はなくても「止まる勇気」。これが一番大切なんだと思います。

2005年07月16日

立体駐車場

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時々クルマで買い物に行く某大型ショッピングセンターですが、そこの立体駐車場の天井の吹き付けがちょっと気になっています。
写真を見てピンと来た方も多いと思いますが、見るからにここ最近毎日報道されているアスベストの吹き付けのようであり、ビミョーに不安な気持ちになります。

そこでググってみたのですが、全国的にも同じようにショッピングセンター他の立体駐車場にアスベスト様(よう)のものが吹き付けられている場所は多く、私と同じような不安を抱いている人も数多くいることが分かりました。

「立体駐車場 アスベスト」での検索結果。

検索結果にざっと目を通してみましたが、この吹き付けにはいくつかの種類があり、アスベストを使用しているものとそうでないものとがあって、どうやら簡単には見分けはつかないみたいです。

ある立体駐車場では実際に利用客からの問い合わせがあったらしく、わざわざ「当駐車場ではアスベストは使用しておりません」というような感じの張り紙をしてあるところもあったそうです。

そういう訳で、利用者の側から下手に騒ぐこともできないようなのですが、施設の管理者は少しでも利用者の不安を取り除く対策をするべきではないかと思う今日この頃なのでした。

2005年07月13日

この木何の木

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すごく大きい木の根元らしき物体が高いところでゆらゆらしながら走っています。
写真を撮ったあと、一目散で加速して逃げました。

ちょっと見た感じ、ひもで縛っている様子もなかったですよ。