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2006年03月30日

自転車で刑事処分

hxxk.jp - 自転車で刑事処分を受ける可能性が今後増加します

上記サイトにて「自転車で犯しがちな違反行為」について分かりやすくまとめられています。
私の場合平日の日中にクルマを運転していることが多いのですが、もっとも遭遇する機会が多いのが並進(自転車2台が並んだまま走る)です。
中高の下校時間あたりに近くを通ると中高生による「並進+右側通行」がとても多く、彼らの危機意識の低さにはいつも呆れてしまいます。

クルマの運転をしたことのない中高生に、普段ドライバーがどれだけ自転車の挙動に気を遣っているかを分からせるにはいったいどうしたらよいのか。
今後現実に危険走行をすれば捕まるということになれば結果的に違反の総数は減るでしょうけど、それが例えば“内申にひびく”なんてことになると、それを恐れての「ひき逃げ」の増加ということも決して冗談じゃなく実際に考えられる話です。

要は教育ということになるのだけれど、学校にそれを期待するのには限度があるし、親がクルマの運転をするのであれば、子どもがまだ小さいうちに自転車の違反走行の危険さ(クルマ、自転車双方にとっての)を子どもをクルマに乗せるたびに何度でも実際の危険走行を見せながら教えることが大切なんだと思います。

別に難しいことじゃなくって、例えば狭い道路で右側走行の自転車とすれ違う際に「あっぶねえなぁ、どこ走ってんだ、このバカ自転車!」とぼやいていれば良いかと。

2006年03月20日

今月の危険予知

今号(4月号)は、自車の出したウインカーの意味を周りのクルマが必ずしも的確に把握してくれるとは限らない、という先月号のヴァリエーションとも言える問題内容でした。

道路沿い左側の駐車場に入る為に出した左ウインカーなのに、駐車場の手前側の脇道に入る為のウインカーだと勘違いされ、そこにいたクルマが出てきてぶつかりそうになるパターン。

こういうシチュエーションは実際によくあります。こういうとき私は後続車の有無とその動きを見ながらウインカーを出すタイミングを遅らせて、脇道の前まで来てからウインカーを出すようにします。
通常よりちょっと早目にアクセルペダルから足を離して少し減速してからブレーキランプを点灯させる形にすれば、多少ウインカーを出すタイミングが遅れても後続車のドライバーを驚かせずにすみます。
脇道と駐車場の距離によってはウインカーを出してからブレーキランプという合図の鉄則の順番が逆になってしまうわけですが、これは背に腹はかえられぬという判断においてしています。


似たパターンの状況についてかつて書いていますのでそちらもご覧下さい。
左折の為ではなく車線変更の為に出したウインカーが誤解されるというパターンについてです。

「そこまでやるかの危険回避」>>「ウインカーの意味

2006年03月18日

問題な表紙

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JAF Mate がやってくれてます。
以前読者のコーナーで、ゴーグルを着けたビーグルがクルマの窓から顔を出している写真を掲載したこともあった同誌ですが、今回は遂に表紙に進出です。

目次のページの一番下に小さく注意書きがありました。

(注)写真の犬の乗せ方は撮影のためのものです。実際は、必ずケージに入れたり、犬用シートベルトを利用してください。

撮影の為だったら犬を走っているクルマの中で動ける状態にしておいても構わないそうです。
風景が流れていることから実際にこのクルマは走っているのでしょう。photoshop等のエフェクトで止まっているクルマを動いているように見せることも可能ですが、それはここでは関係のないことです。

ちょっとばかり言い掛かりっぽくなりますが、今回 JAF Mate は表紙のイメージに「安全」よりも「カワイイ」を優先しました。
カワイイ方が読者の受けが良いと考えてのことなのでしょう。

こういう写真は読者の記憶にはっきりとは残らなくてもイメージとしてはやはり残ると思います。これ以上巷に“車内放し飼いドライバー”を増やすきっかけを作ってほしくはありません、ほんとに。

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関連エントリー:
遅いんだワン!
JAFだワン!
JAFマテ2