片側1車線、はみ出し禁止の区間。それまでずっと前の普通乗用車を煽り続けていた大型の車載車が、対向車が途切れると同時に強引に追い越しをかけて抜いていきました。
数キロにわたって車間を詰めて追突しそうになるたびにブレーキを踏んで減速という動作を繰り返しており、車道の幅自体が狭く退避スペースもない区間でとても危険な行為だと思います。
師走で納車期限に追われているのかどうか知りませんが(積んでいたのはVitzの新車)、他人を危険に巻き込んでいいことにはなりません。
片側2車線の幹線道路。
右車線の後方からトラックがぐんぐん近づいてきているのは分かっていたし、追い越したあと、車線変更して来る可能性も考えていました。
でもこのトラックは、横に並ぶと同時に速度を落としていきなり鼻先に割り込んできました。
こちらがとっさに急ブレーキを踏むと、トラックは一瞬元の車線に戻りかけて結局こちらの車線に入って急加速して離れていきました。
動画では余裕がありそうに見えますが、接触寸前でした。
この映像より前にこのトラックとは一切トラブルはなかったので(この時が最初の接近遭遇)、嫌がらせだとは考えにくく、ぼんやり運転か、判断ミスなのか、まったく意味が分かりません。
とても些細なことだけどいつも意識していること。
交差点の信号待ちで、先頭のクルマが停止線を越えて停まっていた場合、通常の車間距離に加えてそのクルマがはみ出している分だけ余計にスペースを空けて停まる。
そうすると、万一大型車両が曲がってきて先頭のクルマがバックせざるを得なくなった時に一緒にバックしなくて済みます。
隣り車線前方の軽自動車がこちらの車線に割って入って来るのが事前に分かったので早めに左に寄りました。
ハンドルを握っていればこのような状況には毎日何度も出会うので対応できて当たり前ですが、この場合、隣り車線の前方に、中央分離帯の切れ目を利用して右折しようとして止まっているクルマがいることに気が付かなければ事前の対応はできません。
ハッとする前にスッとかわす。未だに“ケータイ運転”をしているクルマを見かけますが、何事に対しても早め対応できるよう、運転から意識をそらさず、集中することが何より大切なことだと思います。
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信号が青になり、一度動き始めた流れが何故かストップ。
何かと思ったら、車線を間違えたクルマが無理に(直進車線から右折車線に)車線変更しようとしてウィンカーを出した状態で止まっていました。
自分がもしこの軽自動車のドライバーだったら、後ろの直進車をせき止めてまで車線を移ろうとはせず、一旦直進してそれからどこかでUターンして目的の方向に向かうと思います。
こういうときこそ諦めが肝心。戻って来るのは大変かもしれないけれど、素直に直進するのが結果として一番良いと思います。
素朴なギモンシリーズ。
こういう道路で、路肩の白線をずっと踏んだまま左端を走り続けるクルマに出会う事があります。
後ろのクルマに煽られている訳でもなく、必ずしも流れより遅く走っている訳でもないのに、ずっとこのようにして走っています。
このドライバーにとって、普通に車線中央を走ることに何か問題があるのでしょうか。
素朴なギモンとして、自分もこういう走りをすることがある。或いはこう推測できるという考えをお持ちの方、このドライバーの気持ちを教えていただけないでしょうか。
不思議です。
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片側1車線の道路で信号が青になり動き始めたら、右側をバイクが走り抜けていきました。
センターラインをオーバーしていたので対向車線側の車にとっては逆走になります。
このライダーはおそらく普段からこういう運転をしているのでしょう。少しの躊躇も感じさせずに走り去って行きました。
片側2車線の交差点に差し掛かると、左側の車線に右ウィンカーを出したまま止まっているクルマがありました。
常識的に考えて、このような交差点の左側車線からは左折か直進しかできないはず。事実路面にもその事を示す矢印が引かれていました。
嫌だなあと思いつつ、右折する私は静かに右側車線の停止線で止まり、信号が青に変わるのを待っていました。
すると案の定というか、信号が変わると同時にウィンカーの通りそのクルマは当たり前のように私の車にかぶさるように右折をしてきました。
右に曲がるよという意思表示をしていてその通りに曲がってきたのですから、その意味では焦ることなく対応できましたが、角度が急だったので正直ちょっとムッとしました。
不思議ですが、この交差点でこれと同じ状況を過去に既に2度経験しています。この場所には何かドライバーを勘違いさせる独特の構造があるのかもしれません。
(追記画像)同じ交差点の写真です。左側車線の路面に左折または直進ができることを示す矢印があります。
踏切の30メートルぐらい向こう側に交差点があり、すでに赤信号で何台もの車が止まっていて最後尾が踏切の手前まで来ている状態。
このような状態なので、自分の前を走っていた白い軽自動車は当然踏切の手前で止まるだろうと思っていたら、なんと躊躇なく踏切の中に進入。目の前の大型トラックの後ろにぴったり付いて止まりましたが、それでもリアバンパーが線路上に残ってしまいました。
目測を誤るにも程があると思うのですが、もしかしたらこの車のドライバーは、どうせ短時間だし列車なんか来る訳ないと高をくくっていたのかもしれません。
万一のことがあってはたまらないと思い、白線手前に一台分余裕を残して停止しましたが、この数十秒間はとても長く感じられました。
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緩い左カーブを抜けると、正面左から軽自動車が飛び出してきました。
歩行者の横断が多い場所なので十分減速していて特に慌てることもなく停止できましたが、この軽自動車のドライバーは、おそらく発進時、左側から来る白い車に気を取られて、右側に対する注意が不十分だったのだと思います。
軽自動車の側から見てゆるい右カーブで死角になっているので、右見て左見て、そしてもう一度右を見る余裕があれば十分にこちらをやり過ごすことはできたのではないでしょうか。
交差点向こう側に停まっている白い車が赤信号を無視してゆっくりと出て左折していきます。
あと5秒待てば青というタイミングのフライング発進でした。
ちょっと遠いので見えにくいですが、信号が赤から青に変わる瞬間が確認できます。
Web版 JAF Mate の「危険予知」が更新されていました。
JAF Mate誌7月号の危険予知の問題と同様、画面の中をよ~く目を凝らして探せば見えてくるものがあると思います。
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一方通行路を走行中、逆走してくる車がありました。左端(こちらから見た場合は右端)をゆっくり動いていましたので、おそらく逆走承知のショートカット狙いと思われます。
この道路が一方通行であることは、路面の矢印表示で分かりますし、もちろん標識もちゃんとあります。
毎日車に乗っていると、意外に一方通行を逆走してくる車に出会う機会があります。
わざとの場合もあるし、また不注意による標識等の見落としもあるでしょう。
決して出会いたくはないですが、あり得ないことではないという事を頭の片隅に置いてハンドルを握ることが、防衛運転に繋がるのだと思います。
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前回のエントリーの右折車バージョンです。
シルバーの軽がもうちょっと右に寄って止まっていれば直進車は楽に左脇を通り抜けていけます。
右折待ちの場合、センターライン側に寄ると対向車が怖いという人がいますが、寄らないと逆に後ろから来る直進車の進路を狭めて追突される危険性がその分高まります。
あぶないショートカットです。
渋滞で停止するとすぐに後ろの車が対向車線に飛び出しそのまま走行して少し先の小路に右折していきました。
以前まったくこれと同じシチュエーションに遭遇し、その時は運悪く?その車が対向車線に飛び出したと同時に小路から別の車が出てきたため、慌てて急ブレーキを踏んで止まりバックしそのまま対向車線側の歩道に乗り上げて停まりました。
こういうことを躊躇なくできてしまう人は、起こり得る様々な可能性を予測できないのか、あるいはなんも考えていないのか。不思議です。
渋滞によるわずかな待ち時間を惜しんで無理な運転をしてトラブルを起こしたら、結局時間のロスは数分では済まないでしょうに。
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約4年ぶりに更新しております。今年になってようやく念願のドライブレコーダーを購入・取り付けしたということもあり、撮影した動画なども含めて、これを機にまた少しずつ書いていきたいと思います。
次はまた4年後だったりして……
JAF Mate 来月号は休みかよ。
それはさておき今月の「危険予知」は、夜間の右折がテーマ。
宝探し型の問題で、交差点の右折時に横断歩道手前側(ドライバーから見て右方向)から渡ってきている歩行者の姿を見つけて“一旦停止”できればステージクリアです。
交差側の信号待ちで停止しているクルマのヘッドライトの前を横切る歩行者の姿は見えにくく、JM誌の解説にもありますが、交差点に入る前に歩行者がいないかよく確認しておくことが大切です。
特に無灯火の自転車が走りこんでくる場合も想定し、曲がり始める前に首を右に向けてできるだけ奥の方まで確認しておきましょう。
ところで問題に使われている写真ですが、いくら出題用とはいえ歩行者の姿が極端に見えにくい仕上がりになっているのが気になります。
このように“蒸発現象”をあまり強調してしまうと、ちょっと大袈裟かつ飛躍した見方ですが、JM誌としては信号待ちしているクルマはむしろ消灯していた方が安全なのではないかと言っているように深読みしたくなります。
写真は瞬間の切り抜きであり、実際は動きがありその中でよく見えたり見えなかったりするシチュエーションが交錯しており、ドライバーはそれらの情報から安全を確認して自己の責任で進行します。
消灯で見えやすくなる部分(タイミングにより生じる一瞬の間)より、消灯によって長い時間にわたって本来見えているはずのもの(広い視界)が見えにくくなるリスクの方をこそ重要視するべきだと思います。
数日前のニュース番組でドライブレコーダーの特集をやっていて、その中でドライブレコーダーがとらえた実際の事故映像を公開しているサイトが紹介されていました。
■事業用自動車の安全対策:自動車総合安全情報
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03driverec/movie.html
国土交通省のサイト。5パターンの事故が収録されています。
一つ目の動画。小さな子供が、止まっているクルマの陰から全力疾走で飛び出してきます。
最初これを見た時、絶対避けられないと思いました。でもこの映像を何度か繰り返して見ると、狭くて見通しが悪くなった場所であるにもかかわらずこのクルマは全くと言っていいほど徐行をしていません。
死角がある場所を通るときは何よりもまず徐行運転だと思い知らされる映像でした。
※このページの動画はインターネット・エクスプローラーだとスムーズに見れますが、firefoxだとソースがそのまま表示されてしまいます。その時はその中に書かれているaviファイルのURLをコピーしてURL窓に貼り付けてエンターを押せば見れるようになります。てゆうか私の場合はそうやって見ました。
■チューリッヒ|チューリッヒの「事故ゼロ教室」
http://www.zurich.co.jp/careservice/training/index.html
保険会社のサイト。11パターンの事故が収録されています。
「実際の事故映像」+「事故解説」+「対応可能保険内容」という構成で、ものすごく為になります。
※Windows Media Videoで再生されますが、ナローバンドだと最後まできちんと再生されません。
ナローバンドで見る場合は、「GetASFStream」などのストリーミングダウンロードソフトを使って一旦ダウンロードすれば見れるようになります。
テレビの特集と上記サイトを見て、私も本当にドライブレコーダーが欲しくなりました。
もっと安く、そしてどんなクルマにも取り付けやすくなったらいいですね。
Clarion Japan | 一般車両向け小型ドライブレコーダー「ドライブアイ」を発売
http://www.clarion.com/jp/ja/newsrelease/index_2007/070607_01/index.html
今月の危険予知の問題は、私の生活圏内に同じような交差点があり普段そこをよく通行していた為、簡単に解答することができました。
交差側に信号機が付いていないタイプの交差点であるということに気が付き、その場合自分の目の前の信号が青でも横からクルマが進入してくる可能性があるということを認識できればほぼオッケーです。
で、今回ちょっと問題を面白くすることを考えてみました。
問題の写真で、せっかく前方を自転車が走っているのでこれも解答に絡ませます。
解答の写真では青信号で直進する自転車のすぐ前をクルマが横切って行きますが、この自転車をもう少し先に進めて丁度交差点の横断歩道上でクルマとかち合うようにします。
そうすることによって、横切ろうとしたクルマは急ブレーキを踏んで交差点内に残り、青で直進中の自車にとっては減速でやり過ごすということもできなくなり、漫然と走行していた場合、そのクルマの横っ腹に突っ込むことになります。
実際これぐらいの問題でもいいと思うんです。事故は複合的な要因によって起こることが多いし、それだけ避けるのが難しいものとなります。
「危険予知アドバンス」として不定期にでもやっていただけたらと思うのですがどうでしょう。
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先週放送されたあるテレビドラマのワンシーンです。ここを見た瞬間になんか違和感があるなぁと思ったんですけど、どこのことだか分かりますか?
実はクルマのナンバープレートなんですが、こういう番号は実際には存在しないですよね。
4桁のナンバーで先頭に「0」がくることはありませんから。
あくまで3桁の数字として、先頭には「0」ではなく「・」が表記されます。
恐らくドラマの中で架空のナンバーが必要で、「0」だけを頭に付け足したんじゃないでしょうか。
このドラマはレストランが舞台なのですが、そのレストランの常連客のクルマのナンバーが「49-91」(よく喰い)だったり、また、番地表示に実在しない「六本木八丁目」が使われていたりと目立たないところで遊び心が発揮されています。
ナンバープレートの登録については、以下のサイトの説明が分かりやすくてとても勉強になりました。
■ナンバープレートの4桁の一連番号ついて
http://www.h2.dion.ne.jp/~ka2ya/zatsugaku12.htm
今月の「危険予知」は非常にベーシックな問題。
右折専用レーンのない片側2車線の交差点での右折待ち。対向車線側で右折待ちしているクルマの後ろにいるクルマは必ずしも一緒に右折するとは限らないので、直進してくると仮定してやり過ごしましょう。以上。
実は今月号で一番注目したのは、「身体が不自由な人のための駐車場に不正駐車を防ぐシステム」という長いタイトルの記事でした。
車イスマークの駐車枠の一つひとつにリモコンで上げ下げできるストッパーを取り付けて、本来利用すべき車両のみが駐車できるようにするシステムが開発されたというニュース。
登録した身体の不自由な人にリモコンを貸与して、駐車したい時にそれを使ってストッパーを下げて利用してもらうというもので、初めての訪問時はインターホンで店員(係員)を呼び出してストッパーを下ろしてもらいます。
一部のスーパーですでに実用化されているそうなので、更なる普及を期待します。
ただ、実際の運用面で心配な点もあります。思いついたのはこんな例。
1) せっかちな健常者のクルマがその場所にストッパーがあることに気付かずに停めようとしてバンパーをぶつけてしまったり乗り上げたりしてしまう。傲慢なドライバーの場合、逆に修理代を請求してくることも考えられる。
2) 大型の四輪駆動車で無理矢理ストッパーを乗り越えて停めてしまう。これは実際に有料パーキングの料金踏み倒しで使われている手です。
3) リモコンが健常者に又貸しされる。
4) 実際このシステムが広く普及したとして、身体の不自由なドライバーはいったいいくつこのリモコンを持ち歩けばいいのかということにならないか。
など考えついたことを書いてみました。
■このシステムを開発した会社のサイト。(トップページからたどって下さい)
トップページ≫製品情報≫車椅子枠確保システム
「危険予知」は、片側1車線道路のT字路を左折しようとしている状況で注意する点について。
最初、前方の自転車が後方確認をしないまま急に右側に出てくるんだろうなと思いましたが、それは“引っ掛け”で、写真左側のトラックの存在に気がつけば、そのトラックの右折の仕方がキーになるんだろうなと想像ができます。
結局トラックのショートカットラインが問題になる、と言うか解答な訳ですが、このような道路の場合、道幅が狭ければ例えトラックが対向車線側にはみ出す意図がなくても交差点内で擦れ違うことが難しいことはよくあるので、交差点手前で右折しようとしているトラックの存在に気がついた場合は、その時点で先にトラックを右折させてしまおうと考える方が賢明です。
あと、交差点内でショートカットラインを取るクルマですが、個人的な印象ではトラックよりもむしろ普通乗用車の方が多い気がします。
全く減速せず、むしろ加速気味にこちらに突っ込んでくるようにして曲がって来るので結局手前で待たされることになります。
相手のクルマの大きさとは関係なく、道幅や道路の形に応じて時には自分の方が優先であっても待つことを想定しながら走ることが身を守ることに繋がるのだと思います。
今日はシートベルトの取締りをやってました。上の写真を見ても殆ど分かりませんが、交差点カドに警官が双眼鏡片手に立っており、近づいて来るクルマのドライバーを注視しシートベルトをしていなければそのまま左折していただき写真左奥の警察車両へご案内という形になります。
この場所、けっこう頻繁にやってるんですけど、捕まるクルマが本当に多いです。同情の余地なしなので、税金いっぱい払って下さい。
テレビでは、クルマの後部座席でシートベルトをしないと事故の時どうなるか、という実験映像が放送されていました。時速40キロの衝突で後部座席の“ダミーちゃん”がドライバーに捨て身の頭突きをしていました。
シートベルトをしないと致死率4倍だそうなので、四の五の言わずに座ったら即シートベルトをするという習慣を身に付けましょう。
個人的にはとにかく法律で一日も早く強制化していただきたい。ドライバーとして頭突きくらって死にたくないので。
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例えば満員電車で、自分が背負っているリュック(今はリュックって言わない?)が後ろの人の身体に当たっているのにそのまま背負い続けていればそれはとても迷惑な行為です。
背負っているリュックは、背負っている限りはその人の身体の一部であり、他人にぶつかるようであれば背中からおろして自分の前方で抱えていなくてはなりません。
同様に、(ものすごく当たり前のことですけど)後ろに背負ったタイヤはあくまでそのクルマの一部なので、駐車するときはタイヤも含めてちゃんと枠内に収めてはみ出さないようにして止めてもらいたいものです。
なんかそこだけ「軽専用」スペースみたいになってしまうので。
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前を走るクルマにだいぶ不自然な動きをさせてます。今回の「危険予知」。
片側2車線の道路で1車線分の広さは十分に余裕があり、路肩にクルマが止まっていたにしてもわざわざそこで右ウィンカーを出して膨らむ必要性があるようには実際あまり見えません。
右ウィンカーを出して一旦右に膨らんでそれと同時に急ブレーキ。直後に左ウィンカーを出してすぐ目の前左側の駐車場に入っていくなんて、いくらなんでも危険すぎ。
少なくとも後続車がいるのが分かっていたらとてもじゃないけどできない行為です。
その危険を予測するから「危険予知」なんでしょうけど、随分とハイパーな展開に驚きです。
問題写真中にファミレス、レストラン等の駐車場入り口の看板がある場合、それが何らかの形で回答に絡んでくるのはいつものことなのでそのこと自体は予想はしていました。
ただ私の予想は、その駐車場入り口からクルマが出ようとしていて、その存在が手前に止まっているクルマのせいで見えにくくなっているというものでした。
前走車の右ウィンカーが出ていたのは、そのクルマのドライバーが駐車場から今まさに出ようとしているクルマがその位置からであれば確認できたので、それを避けようとしていたことを示すものであると考えました。
「危険予知」の問題は新しい局面を迎えようとしているのでしょうか。
もしそうだとすればそのうち今度は、一段高くなっている歩道を走っているお年寄り運転の自転車がふらついて脱輪し、車道側に倒れ込んできたので慌てて急ブレーキ。もう少しで轢き殺すところでした。なんていう問題も当たり前のように出題されるようになるのでしょうか。
そのような、「可能性は極端に低いけれど実際にあり得る状況」を想定した問題を出してくれれば回答者としてはすごく燃えるんですけど。
やってくれないかなぁ、まじで。
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今月のJAF Mate誌(3月号)の「ジャフレポート」において、JAFが会員から寄せられた危ない道路の情報を検討・調査し、関係機関に改善要望を出す活動をしているということが紹介されていました。
生活圏内で日頃から危ないなぁと感じている道路環境。例えば、信号機を設置してほしい交差点。標識がとても見えにくい位置にある道路等。
このような状況に対する改善要望を、JAFに相談するのとは別の形で関係機関に伝える方法があります。
以下に、実際に要望を出して改善してもらえた例をご紹介します。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
私の地元に、上図のような内側が駐車場になっている環状の道路があるのですが、この道路での一方通行の逆走がとても多いのです。
時計回りの一方通行で、通常どのクルマも当然標識に従い上の写真のようにきちんと走っているのですが、休日の日中など通行量の多い日には、けっこうな割合で本来走ってくるはずのない“対向車”に出くわし肝をつぶします。
実際に逆走している写真。↓
上の3番目の画像の中央部分をクローズアップしたのが下の写真。
“決定的瞬間”のように見えますが、ここでは実際それほど珍しくない光景です。
下の写真も別の“逆走写真”です。
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逆走の多い理由の一つとして、標識の少なさとその見えにくさが考えられます。
下は環状道路への入り口手前の写真なのですが、1枚目は「止まれ」の標識とともに一方通行を示す標識ならびに路面に引かれた左向きの矢印が確認できますが、そのまま20メートルぐらい進んだ状態の次の写真では、標識も路面の矢印もドライバーの視界には入らなくなっています。
初めから右に曲がる気満々でいるクルマのドライバーにとっては、視線そのものが右方向に向いているので、環状道路にある程度近づいてしまうと、進行方向を示す情報そのものが視界から消えてしまうという状態になるわけです。
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いつまでもこんな状態のままでは私自身ここを通るのが嫌になってしまうので、これはどうにかならないものかと思い、国土交通省道路局の「道の相談室」におもいきってメールしてみることにしました。
以下がその文面の一部です。
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[件名] 一方通行の表示について
初めてご相談させていただきます。
中略 ----- (場所と具体的な道路状況の説明)
駐車場を円形に取り囲んでいる道路が一方通行であることに気がつかず逆走する車が多くてたいへん怖い思いをしています。
昨日は逆走してくる車から逆にパッシングを受けこちらが車線変更を余儀なくされました。彼らは自分自身が逆走していることにまったく気がついておらず、その分攻撃的であることが多いです。
あの道路が右回りの一方通行であることを知らしめる標識は、円形道路に進入する手前と駐車場の出口に設置されてはいますが、いずれも初めてその場所に来た人にとってはとても分かりにくい表示になっていると感じられます。
中央に白線(破線)が引かれ普通の片側1車線道路のように見えるので、一旦間違えて進入してしまうと気がつくチャンスそのものがないのではないでしょうか。
標識をもう少し見やすく設置しなおすか数を増やす。また、冬期間は積雪により無効になりますが、道路面に走行方向を示す大きな矢印を記すなど方法はあると思います。
中略 -----
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
------------------------------------------------------------
送信から約1週間後、「道の相談室」からとても丁寧な返事をいただきました。
下がその内容の一部です。
------------------------------------------------------------
[件名] 一方通行の表示について
「道の相談室」へご意見をいただき誠にありがとうございました。
--- 中略 ---
当該箇所は港の公園内の通路でございました。
管理を担当している港湾事務所管理班にご意見をお伝えし、見解を伺ってきたところ、「実施する明確な時期は予算との関係もございますが、わかりやすくするために、路面の矢印表示を引き直し、標識などの増設をいたします。
なお、詳細についてのお問い合わせは、下記までご連絡をおねがいします。」とのことでごさいました。
--- 連絡先 ---
今後も「道の相談室」を宜しくお願い致します。
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それから約半月ほどして、まず薄く見えにくくなっていた路面の矢印の白線が引きなおされ、それから更に1週間ぐらいしてから一方通行を示す赤い矢印の書かれた看板が数ヶ所に設置されて、これにより大幅に視認性がアップしました。
設置された看板のうちの1枚
正直こんなに早くきちんと対応してもらえるとは思っていなかったのでとても驚きました。
そんな訳で、もしも自分の生活圏内に通行に危険を感じる道路があったら、その時は迷わず「道の相談室」に相談してみることをおすすめします。
きっと力になってくれることと思います。
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国土交通省道路局 | 道の相談室
http://www.mlit.go.jp/road/110.htm
「危険予知」は、片側2車線の右側を走っていて踏切を渡ろうとしている状況。
踏切の向こう、左車線にトラックが停まっているので、左車線を走るクルマは右車線に車線変更をしてくる。
それによって自車の目の前のスペースが塞がれ、踏切の向こうが渋滞だったりした場合、最悪踏切の中に取り残される可能性もあります。
これは普通の交差点でも起こり得ることですが、踏切ではその深刻さの度合いが違うのでよりいっそうの注意が必要です。
解答を見ると、このような状況を見越して確実に踏切の向こう側に自車のスペースが確保されるまでは踏切に進入しないで手前で待つようにと書かれています。
全く正しい解答でありこれ以外の方法はないと言えるのですが、ここからは非推奨でもう一つのやり方があります。
早めの状況判断ができて、踏切の手前でほぼ横並び状態で左車線にクルマがいた場合、踏切進入と同時に通常よりも少し強めにアクセルを踏み隣のクルマよりも“頭一つ”前に出てしまい車線変更という名の割り込みを阻止します。
わずか十数メートルの区間、それもでこぼこで滑りやすい場所での同時スタートで相手にこの区間内で割り込みを許す可能性はまずありません。
相手が車線変更をしようかどうかの判断をくだす前に機先を制する形で前に出てしまうことが絶対条件になります。一瞬でも迷ったらもう出ることはできません。
実は何が言いたいかというと、この状況で自分が左車線にいるクルマだった場合に、無理に踏切内で車線変更なんかしようとすると、こんな形でおもわぬ抵抗を受ける可能性もあるので、おとなしく優先順位を守り踏切手前で自分が待つようにしましょうということです。
決して私が上のような「非推奨」行為を実際に行っているという訳ではありません。
ホントですってば。。。
今号の「危険予知」は、宝探し系ではなく正面に複数のヒントをよく見える形で配置して数秒後に起こりうる状況の変化を推測させる完成度の高い問題でした。
片側2車線の左側を走行中、右側車線前方を走行中のクルマのブレーキランプが点灯。そちらの路面には直進・右折の矢印が……。
ふとその奥を見ると、特に渋滞している訳でもないのに更に前方のクルマのブレーキランプも点いている。その場所が交差点のあたりであることから(右ウィンカーは見えないけれど)右折することが予想される。この場所は右折レーンが設置されていない。自分のすぐ斜め前のクルマがもし右折でなく直進希望だとしたら、急な車線変更をしてでもこちらの鼻先に突っ込んでくる可能性がある。
ここまで一気に予想できれば正解です。
設問の狙いをうまく再現した写真もいいし、クイズとしてよくできているのですが、実際の走行では必ずしもここまで分かりやすい条件がいつも揃うわけではありません。
交差点が前方になくても、路面に右折の矢印がなくても、自分の斜め前を走っているクルマはいつでも突然車線変更して目の前に割り込んでくる可能性があります。
進行方向右側に目的地があれば、交差点でもなんでもないところで右ウィンカーを出して停止し、その後ろを走行していたクルマはブレーキを踏まされ、すぐに左ウィンカーを出して車線変更することを余儀なくされます。
そのときそんな可能性など頭になくのほほんと斜め後ろを走っていたら、ヒャーとか言いながら急ブレーキを踏むことになるんです。
大事なのは予測運転。斜め前方のブレーキランプは車線変更の合図。それぐらい思っていないといざというとき慌てふためくことになります。
以前「神経衰弱?」というタイトルで私なりの予測運転の仕方を書いているのでそちらも是非ご覧下さい。
そういう訳で、今年もWeb上の数ある日記の中から飲酒運転についての記述部分をピックアップしました。
例によってそのままの文章ではありません。
今年は8月25日に福岡で幼い子供3人の命が奪われる悲惨な飲酒ひき逃げ事件が発生し、それ以後特に飲酒運転を糾弾する声が全国的に高まりましたが、以下に紹介する日記はすべてその事件よりあとに飲酒運転をした本人によって書かれたものです。具体的には9月半ばから12月半ばまでの約3ヶ月の間の日付のもののみピックアップしています。
サンプリング期間の短さの割にその数の多さに驚かれるかもしれませんが、これでもかなりカットしています。
また今回、例年過剰な絵文字や飲酒運転の事実を示す部分以外の冗長な表現等は基本的に省略していましたが、ドライバーのパーソナリティもある程度感じられるようにするため一部そのまま残しました。そのため読みにくくなっている部分もありますがご了承ください。
(*)マークは各日記につけられたコメントです。
■ケータイ片手に原付乗ってると、目の前に警官が!!
『はい。今飲酒検問してるねん。フーって息吐いて、あと免許も一応みせてね』
ΣΣΣ(*д*;)ハァーーーー!?!?
『お酒飲んでますが何か??』
なんて言えませんよ。
とりあえず、フーっと息を警官の鼻の上に向かって吹きました
『まあ、もっぺんハーって息吐いてみ』
吐息のように薄くハーっと息をかけました。
『18やしのんでへんやろ』
はい。警官オツカレ。
※飲酒運転ダメですよぉ~ ※そうなんです。
※そのまま捕まっちゃえばよかったのに。 ※ほんま飲酒アカンで。 ※だね…こりたよ… ※何か悪いことしてしまった意識わなかなか取れませんだね…笑
※怖い(^_^;) ※ホント怖かった ※危な~い!! ※はい。気をつけますヾ(o'∀≦) ※東京も最近検問多いよ!渋滞になるから迷惑よ; ※(・ω・;)!!!げんちゃりでも、30万なんだ・・ ※やっぱり東京でも検問やってるんだね。。。
※バイクでも飲酒運転はいけないよ、honey... ※ダメ出しありがとぅ。・゚・(ノД`)・゚・。私は一度痛い目に遭わないと懲りないバカ者です‥。ダーリンを悲しませるよぅなことは絶対しませんっ(≧ε≦) ※飲酒で事故したら免取だよ。事故じゃなくても免停。罰金だよ。最近飲酒超厳しいから絶対にやめた方がいい! ※ほえ~ ※はぃ‥軽く考えすぎてました‥(;´Д`)あんなんで免許なくなったらシャレにならなぃね!!やめるよぅ努力します。。。 ※最近検問マジ厳しいから俺ですら酒飲んだらバイク乗ってないよ。 ※え~!そんなんあったの?! ※マママママジでー?!(,,゚Д゚)30万なんて死ぬ‥。 ※そーなの!!ホントラッキー過ぎる(≧ε≦)もぅ終わった‥と一瞬思ったもん。。交通手段が原付だと、いつでも原付になっちゃうよねー↓↓気をつけましょっ!! ※最近そういう事故多いし(福岡だっけ?)気をつけないとねっ(???;) ※飲酒運転。。。教員や公務員には耳の痛い言葉です。。 ※捕まればよかったのに。笑 ※飲酒運転‥色々話題になってるもんね。。。恥ずかしくない社会人になろぅと思います。。
※人生初の検問でしたが、絶対あるだろうなぁ…と一応思いながら走ってましたわ。最近飲酒運転で事故が多いからねぇ。 ※だめだよ!飲酒運転。 ※飲酒運転はいかんと知ってるのですが、真面目にウチの周りには交通手段が皆無で、どうにもならんとですよ。車で高速乗って40分かかるところまでタクシーで往復や代行するとかなりかかりそうだし、かと言って祝いの席で御両親方はお酒注いで回られるしw
※でも、バレへんくて本当に良かった♪ ※最近ニュースやワイドショーのせいでめっちゃ検問やってますなー!怖い怖い!同乗者いたら一緒に爆死ですやん! ※同乗者いたらまず間違いなく止まらんね・・・逃げ切る! ※あらら!!お疲れ様~!! ※俺も昨日検問ひっかかったよ。 ※次は3ヶ月免停なるからね・・・ ※免停でも関係なく乗るけどね!俺は(笑)
※危なかったね…お酒飲んだら乗らない方がいいですよ。俺も人のこと言えないですけど…
※良かったね~~~~~..+'(??∀??)..+* I ※甘い缶コーヒーじゃないとダメですよ。無糖とかだと出やすい。
※オレも昨日、帰りに飲酒検問してん! ※4杯飲んだんスよ ※秘密のドリンク欲しいな~ ※警察はずるいから電気消して、曲がり角で死角に隠れとるからな
※むちゃドキドキでしたね~(^_-)-☆ ※ちょっと、ちょっとちょっと! ※飲酒運転はいかんよ!まー人のこと言えんけど。。。苦笑。。。 ※日記に書いたら ヤバイ!?(○∇○) ドキッ ※気をつけやー!!ってか止めようなー!!ヾ(;´▽`A
※すげー!それで回避できるの??w ※ダメですよぉぉぉ~!!! ※勇気あるなぁ(汗 ※回避できます!! ※うそだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!! ※ぇぇええ??ナイスクリア?!
※あれは、「はぁ~」と言いながら息を吸うと助かります。 ※おお、それは高等テクニックですね。
※大変だったねぇ(>0<) ※ラッキーだったねぇ☆気をつけてぇ~☆ ※ラッキーもいいとこ!今年最後に運つかったね!
※マジでラッキーやん! ※はい すいません でもほんと最近は 全くしてなかったんだよね・・・ 夜は・・・
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今月の危険予知は典型的な宝探し型の問題。
問題文を見る前に写真だけを見て正解することができました。
最初に何か隠れていないかなと写真だけをよく見て、それらしきもの(大概は自転車・歩行者・バイクなど)を見つけたらそこから問題文を逆算(類推)して解答します。
脇道に左折しようとするとき、そこから出てきたクルマの陰で死角になっている所から自転車がこちらに向かって横断歩道を走ってくるというシチュエーション。
危険予知では本当におなじみの、人間の頭がちょっとだけ見えているいつものパターンでした。
写真に写っている角の商店が模型屋であることから、「角の店から物凄い勢いでミニ四駆が飛び出してきてそのまま横断歩道を渡ってきたので危うく轢きつぶしそうになりました」という答だったら面白かったのに。って誰も分かる訳ないですね、そんなの。
問題自体はとても良かったと思います。同様のシチュエーションでは必ずしもこの写真のように自転車に乗っている人の頭部が見えているとは限りませんので、クルマによる死角が完全にクリアされるまで加速を我慢して安全を確認する必要があります。
今月号は「子供版『危険予知』」というのもあって面白かったです。
こういうページを実際にパパが自分の子供に見せながら話をすればとても良い安全教育になるんじゃないでしょうか。
で、大人向け「危険予知」の方ですが、こちらも写真の見せ方も含めとても良い問題だったと思います。
片側1車線の道路で、進行方向前方に駐車しているクルマの横を通り抜ける際に気をつけなければならない事を問う問題ですが、とりあえず誰でもすぐに思いつくのは停まっているクルマのドアが急に開くことと、急に発進することでしょう。
実際の解答は、駐車しているクルマのすぐ脇の(ドライバーから見て右側の)道路から他のクルマがこちらに向かって出てきてぶつかりそうになるというものでしたが、出題の写真では、脇道から出てこようとしているクルマの左ウィンカーの前を丁度自転車が横切っていてこちらのドライバーからウィンカーが死角になっているという演出がなされており、ウィンカーに頼らない状況判断を回答者に求める形になっています。
ほぼ同じシチュエーションで、飛び出してくるクルマの側からの視点も含めて以前図入りで書いていましたのでそちらもご覧下さい。
今月の「危険予知」は、住宅街の十字路(優先側)を直進しようとするときの注意点についての問題。
よくできた問題だと思います。2台の自転車が出てきた後のもう1台を予測できませんでした。
カーブミラーに映らない死角が存在することを意識させ、ミラーだけに頼らず、直接目視ができない場所では何かに飛び出されても止まれるように徐行しなければならないということがよく分かります。
私自身、過去日記のどこかに書いていますが、同じようなシチュエーションでこれまで2度怖い思いをしているので、とにかく見えなければ減速することに決めています。カーブミラーも決して全面的には信用しません。
1度目は、小学生の男の子2人がキャッキャ言いながら目の前を自転車で駆け抜けていったとき。
すぐ近くにいたどこかのお母さんと直後に目が合い、2人して「危なかったねぇ」とアイコンタクト。
2度目は、男子高校生の自転車が減速も左右確認もなしで携帯電話片手に悠々と目の前を通り過ぎたとき。
この時は、あとを追いかけて轢いてやろうかと思いました。
と、言うわけで、どんな形態であっても実際に事故を起こしてしまえばクルマ対自転車ではクルマの方に殆どの責任が課せられます。
とにかく止まれる速度でゆっくり通過。これからも気をつけたいと思います。
お話はくるりんぱと変わりますが、今月に入ってから悪質な飲酒運転による轢き逃げ事故(事件)が続いていますね。本当に嫌になります。
悪質ドライバーの意識改善なんていう悠長なことはもう言ってる余裕もなくて、実際もう酒を飲んだらエンジンがかからない「インターロック」システムを標準装備させるしかないように思います。
どんなに刑罰を厳しくしても飲む人は飲む。自分が事故を起こすというイメージはないのでしょう。
彼らにとって飲酒運転は日常のありふれた行為の一つでしかありません。
某ショッピングセンターの地下駐車場。
店舗入り口脇の車イス用駐車スペースからはみ出すようにして斜めに停めてあるクルマを見つけた時は、一瞬ヒドい停め方だなぁと思ったんですが、そのクルマの後ろに貼られていたクローバーマーク(身体障害者標識)のステッカーを見て事情がのみこめました。
その駐車スペースの中央には「健常者の方はご遠慮ください」と書かれた2個のカラーコーンが置かれてあり、このクルマのドライバーはそのコーンを避けるようにして斜めに停めていたのです。
コーンがあれば一般車の進入を防げる。でも、コーンを置いてしまえばこのように一般車だけでなく(一般車がいない時でさえ)障害者のクルマも一律に停められなくなってしまうということに経営者側としては考えが及ばないのでしょうか。
すごく皮肉な見方をすれば、このような処遇は対外的に障害者の利便を図っているように見せておいて、実際には障害者にはあまり来て欲しくないのだというメッセージを暗に(障害者側に向けて)発しているようにも見えかねないんじゃないでしょうか。
“お客様”あっての商売ですが、(コーンを置いたりするのではなく)警備員や店員による巡回を行うなどして、適正な停め方ができないお客にはきちんと注意する姿勢を示して障害者用スペースを確保することが、結果的に経営面においてもこれからは必須になっていくのではないでしょうか。
関連エントリー
火の出るようなブログ.The Blog that comes out of fire! | 駐車場にコーンを置くのは車イスの人お断りのサイン
http://cafesta.jugem.jp/?eid=513
2006/8・9合併号のJAF Mate。
「危険予知」は夜間のシチュエーションで、いつもの宝探しタイプ。
ダミーの歩行者を写真左側に置いて右側の死角に(直後に飛び出してくる)自転車を配置するという演出で難易度を上げています。
対向車のヘッドライトがより自転車を見えにくくしており、なかなか良い問題だったと思います。
今号で一番注目したのは「感謝の気持ちはハザードランプで?」という記事。
走行中に道を譲ってもらったら何はともあれハザードランプでお礼をするという昨今の風潮に警鐘を鳴らす好企画でした。
私自身はここ5-6年で多分記憶が確かならば1度しかハザードランプは使ったことがないはずです。
それは車両故障により文字通り道の真ん中に危険(ハザード)な状態で停止してしまった時だけでした。
お礼の為に一日に何度となく使っている人からすればまったく信じられないことだろうと思います。
ちなみに自分の考えというか感覚は、メインサイトの「礼はいらないよ!」のところに書いてあります。
そういう訳で、私自身はハザードを出さずに恩知らずだと思われることより、ハザードの意味が理解されずに追突事故を誘発することの方があってはならないことだと考えます。
JAF Mateのこの記事にも書かれてますが、「いろいろな意味に取れるような行為はすべきでない」んです。
JAF Mate 今月(2006年7月号)の危険予知の問題は、写真を見てすぐにクルマの陰の人の姿が目に入り、この人が横断歩道を歩き出してくるのが解答だとしたらあまりにも簡単だよなあ、とか思っていたらまんまその通りだったのでちょっと拍子抜けしました。
同じ写真を使って、この解答とは異なるより危険なシチュエーションを導き出すことも可能だと思います。
[解答1]
横断歩道手前に駐車していた車の横を通り抜けようとしたところ、その車が急に発進して前を塞ぐ形になり危うく追突しそうになりました。
写真をよく見ると、駐車している車のブレーキランプが点灯しています。これはその車がAT車であった場合、発進しようとしてPからDにセレクタを移動してブレーキペダルを踏んでいる状態である可能性があります。
このような状態を見たら、急に動き出されても対処できるよう、脇を広めに空けてゆっくりと通過するようにしましょう。
更に危険な状況も想定できます。
[解答2]
横断歩道手前に駐車していた車が動き始めた為、止まれる速度まで減速したのですが、すぐ後ろに迫っていたこちらの存在に気付いたのか、その車が急ブレーキを踏んで停止したので、それなら先に行かせてもらおうとアクセルを再び踏み込んだところ、その車の脇から歩行者が突然飛び出してきて轢きそうになりました。
駐車していた車が一旦動き出してから再び停止した理由は、こちらの車の存在に気が付いたからではなく、発進と同時に同じタイミングで目の前の横断歩道を渡り始めた歩行者を先に行かせる為だったのです。
横断歩道を通過する際は、どんなシチュエーションであっても、駐車車両等の死角がある場合はいつでも止まれる速度でゆっくりと通過するよう心がけましょう。
どちらも有り得ない設定では決してないと思います。
単に人やクルマを隠すのではなく、“隠された動機”を読者に考えさせる種類の問題もあってよいのではないでしょうか。
あんまり簡単だと「危険予知」じゃなくて「危険既知(もう見えてる)」って言われちゃいますから。
14日のクローズアップ現代の放送を見ましたが、内容構成はほとんど5年前の放送と一緒でした。
今回もドライブシミュレーターで試験をしている映像を見ましたが何度見てもこれは怖いです。
対向車だけに気を取られ、左折時に左後方のバイクに気付かず巻き込み事故を起こす。
ハンドル操作に集中し、注意が必要な場所でもスピードを落とさず何度も事故を起こす。
何より、スピードを落とすこと自体を忘れてしまうというのは有り得ないです。怖すぎ。
返納制度については、今回タクシー料金が1割引、買い物が1割引、バス料金が10分の1になる地域が紹介されていました。
今回の放送内容については、以下のブログでより詳しい内容の記述と、認知症ドライバー問題に関する示唆にとんだ考察がなされています。
クローズアップ現代 認知症ドライバー30…
http://plaza.rakuten.co.jp/ec681/diary/200606150000/
≪お知らせ≫
6月5日(月)の放送予定は -----
認知症ドライバー
~相次ぐ事故をどう防ぐか~(仮題)
かつて認知症がまだ痴呆症と呼ばれていた頃、クローズアップ現代で今回と同様の特集をしたことがありました。
そのとき放送を見て私は日記(過去ログ 2001/2/15)に「一定年齢に達した時点で痴呆症の診断を義務付け、ひっかかった人に対して免許の返納を促し、自主的に返納した人に対しては、月額の上限を設けてタクシー料金を無料にするとかの優遇措置を設けるとかできないものか」と書いたのですが、これに近いような制度を実際に導入した自治体もあるようで、あれから何が変わり、また何が変わろうとしているのかを今回の放送を見て確かめたいと思います。
JAF Mate の危険予知の解答として「休憩の為パーキングエリアに入ろうとしたとき、進入路の向こう側から逆走してくるクルマがあり、慌てて左端によって停止しました」なんていうのがあっても決して荒唐無稽な話ではないと思うのです、ほんとに。
[追記] 6月14日(水)に放送日変更になりました。
[放送予定]
JAF Mate 今月(2006 6月号)の危険予知の問題は、オーソドックスすぎて少々肩透かしでした。
自分の前を走るクルマが右ウィンカーを出して道路中央で減速&停止。その左脇をすり抜けるため少し左寄りに進路を変えなければならない。
そんな状況でまず最初に左のドアミラーを確認するのは当たり前。
追い抜きポイント付近に駐車中のクルマの急発進やドアが開くことなども十分想定できることでしょう。
ベーシックな問題として優れていると思いますが、JAF Mate 的にはいつものように危険因子(今回はドラミラーに映るバイクの姿)をもう少し見えにくくするぐらいのことはしてもいいんじゃないかと思います。
そこで考えたんですけど、そろそろこの辺で一発、交通における信頼の原則そのものを反故にするタイプの出題があってもいいんじゃないかと思いました。
それはつまり、答えを考える為の設定(前提条件)そのものが変化してしまうというものです。
今回の出題内容で言えば、いったん右ウィンカーを出して停まったクルマが、こちらが近づいたとき急にウィンカーを戻してそのまま再び直進を始めてしまうというような状況。
いったん出されたウィンカーが、ドライバーの気が変わったなどの理由で突然キャンセルされることは実際よくあることです。
こんなことまで想定しながらハンドルを握るなんてムリだと思いますか?
私はこれと同じ状況で実際に怖い思いをしたことがあります。それから、対向車のウィンカーがこちらが知らない間ににキャンセルされていてヒヤリとしたこともありました。(参照:「初志貫徹 - 気まぐれ運転日報」)
そういう訳で、少なくとも自分の場合は常に一つの可能性として頭の中にあることだし、普段から周りのクルマのウィンカーを100%は信じないという心構えは、決して慎重すぎる考え方、感覚ではないと思います。
出題の幅を広げる為にも一度チャレンジされてみてはいかがでしょう。って誰に向かって言ってるんだか。
2006年5月号の「JAF Mate」。
今月の「危険予知」は、Aピラーによってできる死角を、雨滴により見えにくくなったウィンドウに置き換えたサービス問題。よく見りゃ分かる典型的宝探し型の問題でした。次号に期待。
今月の個人的ヒットはなんと言っても「タクツープール」で決まりでした。
今年も二日前から花粉症が発症し、目の痒み、くしゃみ鼻水がつらくて大変な訳ですが、私同様ここ数日花粉症にやられたか、はたまた風邪をひいたかでじゃっかん鼻声になっている国谷キャスターのクローズアップ現代。来週月曜日の放送予定は -----
4月17日(月)放送予定
急増するひき逃げ事件
~飲酒運転厳罰化の陰で~(仮題)
厳罰化によって一時はその数が減った飲酒運転ですが、厳罰を恐れる加害者によるひき逃げ事件が急増しているそうです。
「ひき逃げ事件を関係者の証言で追うとともに、事件急増の背景を検証する」ということなので見てみようと思います。
hxxk.jp - 自転車で刑事処分を受ける可能性が今後増加します
上記サイトにて「自転車で犯しがちな違反行為」について分かりやすくまとめられています。
私の場合平日の日中にクルマを運転していることが多いのですが、もっとも遭遇する機会が多いのが並進(自転車2台が並んだまま走る)です。
中高の下校時間あたりに近くを通ると中高生による「並進+右側通行」がとても多く、彼らの危機意識の低さにはいつも呆れてしまいます。
クルマの運転をしたことのない中高生に、普段ドライバーがどれだけ自転車の挙動に気を遣っているかを分からせるにはいったいどうしたらよいのか。
今後現実に危険走行をすれば捕まるということになれば結果的に違反の総数は減るでしょうけど、それが例えば“内申にひびく”なんてことになると、それを恐れての「ひき逃げ」の増加ということも決して冗談じゃなく実際に考えられる話です。
要は教育ということになるのだけれど、学校にそれを期待するのには限度があるし、親がクルマの運転をするのであれば、子どもがまだ小さいうちに自転車の違反走行の危険さ(クルマ、自転車双方にとっての)を子どもをクルマに乗せるたびに何度でも実際の危険走行を見せながら教えることが大切なんだと思います。
今号(4月号)は、自車の出したウインカーの意味を周りのクルマが必ずしも的確に把握してくれるとは限らない、という先月号のヴァリエーションとも言える問題内容でした。
道路沿い左側の駐車場に入る為に出した左ウインカーなのに、駐車場の手前側の脇道に入る為のウインカーだと勘違いされ、そこにいたクルマが出てきてぶつかりそうになるパターン。
こういうシチュエーションは実際によくあります。こういうとき私は後続車の有無とその動きを見ながらウインカーを出すタイミングを遅らせて、脇道の前まで来てからウインカーを出すようにします。
通常よりちょっと早目にアクセルペダルから足を離して少し減速してからブレーキランプを点灯させる形にすれば、多少ウインカーを出すタイミングが遅れても後続車のドライバーを驚かせずにすみます。
脇道と駐車場の距離によってはウインカーを出してからブレーキランプという合図の鉄則の順番が逆になってしまうわけですが、これは背に腹はかえられぬという判断においてしています。
似たパターンの状況についてかつて書いていますのでそちらもご覧下さい。
左折の為ではなく車線変更の為に出したウインカーが誤解されるというパターンについてです。
「そこまでやるかの危険回避」>>「ウインカーの意味」
JAF Mate がやってくれてます。
以前読者のコーナーで、ゴーグルを着けたビーグルがクルマの窓から顔を出している写真を掲載したこともあった同誌ですが、今回は遂に表紙に進出です。
目次のページの一番下に小さく注意書きがありました。
(注)写真の犬の乗せ方は撮影のためのものです。実際は、必ずケージに入れたり、犬用シートベルトを利用してください。
撮影の為だったら犬を走っているクルマの中で動ける状態にしておいても構わないそうです。
風景が流れていることから実際にこのクルマは走っているのでしょう。photoshop等のエフェクトで止まっているクルマを動いているように見せることも可能ですが、それはここでは関係のないことです。
ちょっとばかり言い掛かりっぽくなりますが、今回 JAF Mate は表紙のイメージに「安全」よりも「カワイイ」を優先しました。
カワイイ方が読者の受けが良いと考えてのことなのでしょう。
こういう写真は読者の記憶にはっきりとは残らなくてもイメージとしてはやはり残ると思います。これ以上巷に“車内放し飼いドライバー”を増やすきっかけを作ってほしくはありません、ほんとに。
予断が招く判断の誤りと操作の遅れ。
ということで、今月の JAF Mate の危険予知の問題、正解できましたでしょうか。
前走車のウィンカーの意味を取り違えると危険なことになりますよという問題ですが、私自身は初心者マークがとれてちょっと運転に自信がついた頃に同じようなシチュエーションで判断を誤り追突しそうになったことがあり、以後常に気をつけるようになりました。
そのときの体験を元にして、今回のこの問題とほぼ同じ内容のエントリーを以前書いたことがありますのでよろしかったらご覧下さい。
また、この問題で、追突される側の立場でできることがあるのかについても当時ちょっと日記に書きました。
昨年あたりから少しずつテレビ番組内でドライブレコーダーによって録られた交通事故の瞬間映像が放送されるようになってきましたが、同様の映像を集めたDVDが書籍として発売されています。
昨年末私も書店で手に取って書籍内容をめくってみましたが、テレビでの放送が憚られるような過激な映像も含まれているようです。
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昨晩放送された「サイエンスZERO」はドライブレコーダーの特集でした。
自動車のルームミラーのあたりに設置して、事故が起こる10秒前から映像の録画を始めるスグレもの。
取材に行った眞鍋かをりがドライブレコーダーを装着したクルマを実際に運転するのですが、走り始めて間もなくいきなりクルマの前に子どもの人形を放り投げられパニックに。
[写真上]目の前に子ども(実験用ダミー人形)がいきなり飛び出し、慌てふためく眞鍋さん。
[写真下]自分が跳ね飛ばした子ども(実験用ダミー人形)におもわず駆け寄る眞鍋さん。
倒れている人形をさすりながら「誰か救急車呼んでください」って言ってたのがウケました。
いきなりこんなんだったので、これ以降の番組内容ははっきり言ってあんまり覚えてません。
いずれにしても、このようなドライブレコーダーが一般に普及して新車に装備されるようになったら真っ先に導入したいと思うのでした。
おしまい。
って、これだけではあんまりなので、すごいブログをご紹介。
タクシーの運転手さんが自分のタクシーに装着されているドライブレコーダーを実際に作動させて、毎日出会う危ない運転、危険な状況を収録してそれをほぼ毎日動画で公開しているブログです。
ブログ名[動く日記「雲助の部屋」離れ]
ある意味私がもっともやりたかった形態のサイトを実現されています。
運営者のimo_mushiさんとは、私のメインサイトである「気まぐれ運転日報」のオープン時に掲示板でちょっとお話した程度でその後まったく交流はなかったのですが、その安全運転に対する確固たる姿勢に共感するところが多分にあり、何度もお邪魔させていただいていました。
よくまあ毎日これだけ“ヒヤリハット”があるものだと本当に驚かされますよ。
[追記]
2005年11月より個人向けドライブレコーダーが発売されています。
日本交通事故鑑識研究所 □ドライブレコーダー ~ Witness
http://www.witness-jp.com/
Witnessコンシューマ(自家用車向け)
- 運転中、常時前方の画像を記録し、一定の衝撃感知により、その前後20秒間の画像を格納。
- 強制ボタン(任意記録スイッチ)により、決定的瞬間の記録画像を確実に保存。
- 記録画像を日時、シリアル番号で管理。
- JPEG画像により構成され、裁判の訴訟においても証拠として提出可能。
ほんとに今年は異常なぐらい雪が降ります。
私が免許を取得して以来最大の積雪量。
片側2車線の道路が、あまりにも雪が多い為に1車線がまるまる雪置き場になってしまい完全に塞がっています。
まったくアリエナイザーな状況。
こんな道路状態にもかかわらず、「オラオラここは2車線なんだぜ」とばかりに無理矢理横に並びつけて追い越そうとするバカが後を絶たないのには本当に閉口します。
タクシーだって片側1車線だと割り切って運転しているのだから、諦めてちゃんと後ろに着いて欲しいものです。ホントに。
そういう訳で、今年も「検問」をキーワードに、飲酒運転の記述がある日記をピックアップしました。
例によってそのままの文章ではありません。
■いっぱいいっぱい飲んで頭ふらふらですた。 そして店も2時に閉店し、飲み会お開き。 そっからぶぃーんと帰りました。 最初は見えなかったんです。 ところが近づくと、赤い棒。 仕方なく急ブレーキして2~3メートルオーバーの停止。 警察さん、寄ってきました。 「あれ?見えなかった?これ」 「あぁ、スイマセン、まさか止められると思わなくて」 「あ、バイト帰りです。俺居酒屋で働いてるんで」 「まさかバイト帰りに酒なんか飲んでないよね?」 「まさか。そんなわけないじゃないっすか」 どう…だ? 「ま、そうだよな(笑) 気ぃつけて帰りや」 セーフ!!!!!! 「ありがとうございます、お疲れさまでーす」 勝った。 怖かった。今回ほど日本の警察の杜撰さに感謝したことはない。 そのおかげで事故は減らないのだろうが、おかげで俺は助かった。 捕まってたら今頃、未成年の飲酒で親もろとも家庭裁判所行き。 もう今後当分絶対飲酒運転はしない。 「当分」ってあたりが自分、繰り返すぞ。 皆さんもお気をつけください。 警察侮ってると…取り返しのつかないことになりますよ。 車はともかく、原付は止めやすいからすぐに止められるで。。
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サンタの絵柄の《回転しない》ホイールキャップの認可をめぐる東京都と業者との対立が今話題になっているようです。
都の条例の解釈の仕方で揉めているようですが、そういう問題とは別に安全走行の面から考えてこのホイールキャップの装着には賛成できません。
ホイールの回転は、「ウィンカー」「タイヤの向き」などとともにクルマの“動き出し”を知る為の重要な手がかりになるものです。
前方の路肩に停まっているクルマを追い抜こうとするとき、もしそのクルマのタイヤが大きく右方向を向いていたら、突然発進して目の前に出てこられるかもしれないことを警戒して、私の場合はホイールに注目します。クルマのボディ以上に微妙な動きが分かるからです。
ちょっとでもホイールが動くのが見えたら、それはドライバーがブレーキペダルを少しずつ緩めているか、もしくはアクセルペダルを踏み始めていることを意味しますから、気付いた時点で止まるか、或いはすぐ止まれる速度で距離を多めに開けて脇を通るようにします。
また、対向車線側のクルマがUターンしてこちら側の車線に飛び出してくるかもしれないというような状況(先月の JAF Mate の危険予知の問題のような状況)でも、同じようにそのクルマのホイールを注視することで予測ができます。
大型ショッピングセンターの駐車場などでも同様の注意を払うことによって、軽微な接触事故等を防ぐのに役立ちます。
ホイールのサンタが「広告」にあたるのかどうかということより、安全を重視した議論を進めてほしいと思います。
東京都民でもないのにちょっと考えてみました。
今月(2005年12月号)の「危険予知」のタイトルは「土手の上の道を走っています」。
センターラインもない細くて見通しもあまり良くない道路で、前方を走る自転車を追い越していく状況。
追い越しでちょうど自転車と並ぶあたりに、右側から合流する上り坂になっている道路があるので、そこが危険ポイントだなと予想ができます。
かすかに見えるバイクライダーのヘルメットを上り坂の途中に確認できれば予知成功です。
色々なところに同時に注意の分散を余儀なくされる状況であり、危険予知の問題として優れていると思いました。
ただ今回問題の写真を見ていて、上り坂の途中にバイクの姿が特に見えていなくても状況を見れば何かがここから飛び出してくるという可能性は十分予測できるはずだし、また予測できなければならないので、むしろバイクの姿など一切写真の中になくてもいいんんじゃないかと思いました。
「宝探し」型ではなく、「推理・推測」型の問題として十分成立する状況であったと思います。
今月の JAF Mate の危険予知の問題。
道路端に駐車している状態から発進する場合、ルームミラー等で後ろから来るクルマを確認してそれらをやり過ごしてから出て行くのは当たり前として、同時に対向車線側に停まっているクルマが同じタイミングで発進しUターンしようとしてこちらの車線に飛び込んでくることを予測するのは実際の話とても難しいことだと思います。
今回の危険予知は、この対向車線側のクルマのタイヤの向きを見てそのことを予測させるという高度な問題でした。
問題の写真を見て危険要素を探す作業をする中でこのことに気付きなんとか解答することはできましたが、実際の運転において同じことを発見し飛び出しを予測できるかどうか、正直自信はありません。
今回も良い問題でした。自分のクルマが停まっている数台前のクルマのドアが開いていて人が立っているなんていう、引っかけとしか思えないような演出も心憎いです。
前号の「JAF Mate」が「8・9合併号」だったので随分久しぶりのご対面です。
今号の「危険予知」は、典型的な「宝探し型」問題。
自車の“Aピラー”の陰に隠れて見えにくくなっているクルマの姿を確認できれば正解できる問題でした。
だだっ広い、視界を遮る物が何もない田んぼの一本道で、交差する道路を走ってくるクルマの姿を最後まで発見できずに衝突してしまうミステリーのメカニズムの一端を垣間見せる好問題です。
事故時の車内空間の確保の為に年々太くなるAピラーが死角となって事故が起こるなんて、これもまた随分と皮肉な話だと思います。
やっぱりもうカッコ悪いなんて言ってないでAピラーのシースルー化を本気で推進していく必要性を強く感じます。
関連エントリー:今月の JAF Mate
例の番組でまた「右折ドライブ」をやっていました。
運転経験の少ない芸能人にハンドルを握らせて、直進か右折しかできないというルールで制限時間内に目的地に到着させるという、他人の迷惑を顧みない危険な企画です。
使用されたクルマはオープンのクラシックカーで、年式が旧い為シートベルトもついていないという1500万円の高級車と、770万円のワイドサイズのクロスカントリー。
例によって「アクセルがコッチで、ブレーキがコッチ」「左ハンドルのクルマあんまり運転したことない」などのお約束の会話を散りばめ、フラフラと見るからに安定感のない運転で、周りのクルマをその「高級外車」であるという外観だけで蹴散らしながら進んでいきます。
人気コーナーらしいので、おそらく一般車を巻き込んで新聞に載るぐらいの事故でも起こさない限りは今後も続けられていくのでしょう。
片側2車線の交差点手前。赤信号で停止した直後の写真です。
私がいる左側車線が左折と直進。隣の車線が右折専用の車線になっています。
ここは、信号が赤に変わると同時に右矢印が出て右折車線上の車を流すパターンになっているのですが、右折車線を走ってきた黒っぽいミニバンが、赤信号で右矢印が出ている状態のところを右折せずに無理矢理直進車線の先頭にズルズルと進み出てこの写真のようにして止まったんです。
直進車線の先頭と言っても、もう車体の半分近くが交差点の中に入ってしまっており見るからに危ない状態です。
おそらくこのミニバンは初めからこんなことをわざとしようとしていた訳ではなく、自分の走っている車線は直進車線であると勘違いしていて、交差点手前まで来てはじめてそうでないことに気づいて慌ててこんな行動をとってしまったのだと思います。
進路・進行方向を間違えてしまったら、とりあえず標識や信号に従って進むしかありません。いくら行きたくない方向であったとしてもその場の交通を乱してまで自分の通行を優先させて、それで万一事故を誘発してしまったりしたら取り返しがつきません。
道を間違えたらどこかでぐるっと一周してまた戻ってくればいいんです。
自分で間違えておいて「時間がない」とか「初めての道だったから」なんて、理由にもなりません。
周りのクルマの“思いやり”に期待するのも間違っています。その場のクルマの全ドライバーが共通認識を持つなんて土台不可能なのですから。
何ごとも諦めが肝心。諦められないドライバーは社会の迷惑でしかありません。
ジャフマテ今月(8・9月号)の危険予知の問題。
まずは蛇足から。
「T字路を左折しようとしています」という問題文の出だし。
「T字路」は「丁字路」と書くのが正しいのだ、といちいち指摘したがる人は未だにけっこういるけれど、別にどっちでもいいです。
「Y字路」だってあるし「S字カーブ」だってある。元々どうだったかなんてたいしたことじゃない。
ちなみに免許更新の際もれなくついてくる「交通の教則」には「T形道路交差点」「Y形道路交差点」の表記あり。
ここから本題。
今回は、危険因子がちょろっとどこかに顔を出していて、それを一生懸命探させるといういつもの「宝探し型」問題だと思わせておいて、実は目に見える形で写真の中に存在していないが、当然そこにあるべきものを日常の運転の記憶の中から思い出させて解答させる「イメージ検索型」の問題になっていました。
なんか大袈裟に書いてますけど、今回は前走車であるトラックの荷台に完全に隠れてしまっている信号が、目視できないままに変わってしまい、結果赤信号の交差点にトラックに続いて突っ込んでしまう可能性を指摘した問題でした。
歩道に歩行者を10人以上立たせて絶対にこの中に何かあると思わせ気を散らすやり方は実に巧妙。危うくダマされるところでした。てゆうかダマされました。
実際こういうシチュエーションはよくあり、さすがに信号が見えないからと言ってその存在を忘れることはありませんが、いつもこのままついていって大丈夫か判断に迷います。
毎日の経験で、通り慣れている道ならば赤になるタイミングを知っているので場合によってはエイヤッと一緒に突っ込むこともありますが、そうでない道では、何はなくても「止まる勇気」。これが一番大切なんだと思います。
すごく大きい木の根元らしき物体が高いところでゆらゆらしながら走っています。
写真を撮ったあと、一目散で加速して逃げました。
ちょっと見た感じ、ひもで縛っている様子もなかったですよ。
(タイトルがアルファベットなのに意味はないです。)
JAF Mate 今月の危険予知は、住宅街の見通しの悪い交差点を通過する際の注意点についての問題。
いつものように隠れた危険因子を注意深く探したのですが見つかりません。
それもそのはずで、今回は写真の中には危険因子そのものの姿はなく、写真の中の人物の視線の先を想像することによってその存在(今回は飛び出してくる自転車でした)を予測させるというものでした。
いつもの“宝探し”タイプの問題だと思って写真の隅から隅まで探し回った人にとってはいきなりの肩透かしだったかもしれません。てゆうか私がそう感じましたので ^^;)。
今回のような“枠外”からの侵入者を予測させるタイプの問題は言ってみればドライブシミュレーター型の出題であり、従来の危険予知の問題とは少し傾向の異なるものであったと思います。
個人的には面白ければどっちでも構わないので、色々取り混ぜながら来月もまた楽しませてほしいと思うのでした。
今号の JAF Mate で注目したのは「ハンズフリーなら安全か?」という特集記事です。
いわゆる“ケータイ運転”が禁止され、それだけでもムカついてるのに更にその上わざわざ買ったハンズフリーキットまで安全か?なんて言われちゃった日には、決して少なくないはずの隠れケータイ運転肯定派のドライバーの人達にとってはどうにも腹立たしい記事であるに違いありません。
実際今回のこの記事は、ハンズフリーの危険性を示すだけではなく、ケータイ運転肯定派の理屈を改めて否定するものになっています。
運転シミュレーターを使った実験データだけでも十分なのですが、肯定派が必ず持ち出す以下の問いに答えを返しています。曰く……
Q「ケータイがダメなら何故カーラジオを聞きながら運転するのはいいのか」
A「ラジオや音楽などと違い、通話は聞き流せない。相手はこちらの状況などお構いなしに話しかけてくるので集中力が散漫になり、それが反応時間や判断力の低下につながります」
Q「ケータイで話さなくても同乗者とのおしゃべりに夢中になれば危険は同じじゃないのか。ケータイを取り締まるんだったらそういうクルマも捕まえろ」
A「同乗者との会話と携帯電話の通話の違いは同じ状況を共有していないこと。同乗者との会話であれば、集中すべき状況になったときには会話を中断して運転に専念することができますが電話ではそうはいきません」(多少編集あり)
個人的にはハンズフリーが現行の法律で認められている以上、個人の判断で使うのはまったくかまわないと思います。
ただ、もし仕事上の成り行きや友達間でのやり取りの中でケータイ運転(ハンズフリーではなく手に持った形での通話)を強いられそうになった時には今回の記事のQ&Aのようにその場の雰囲気に流されずきちんと拒否しましょう。
「ストップ・ざ・強要ケータイ」(なんじゃそりゃ)
逆さキリンの表紙がユニークだった今月の JAF Mate の危険予知の問題は、車線変更の際にミラーに映らない死角にいたバイクを、斜め前を走行するクルマのボディにかすかに反射していたバイクのヘッドライトの灯りで気付かせるというもの。
対象物を見つけてしまえばそれでオシマイの宝探しゲーム的なものと違い、ドライバーの経験とひらめきを試す好問題だと思います。
先月の問題もとても良いものだったし、出題の内容が今年度からレベルアップの予感。
もしかして問題を考える人変わりました?
昨日と今日の好天で街なかの雪はほぼとけて、いよいよ本気の春モード。
そんな中、今年初めてのシャコタンを見ました。ほんのわずかな段差でも停止寸前ぐらいまでに速度を落とすので、彼らが幹線道路沿いのコンビニに入ろうとするときなど、数台後ろを走っていても予想以上にブレーキを踏まされるのでとってもやな感じ。
で、上の写真ですが、2カットとも走行中のクルマの中でサルを放し飼いにしているのを見つけたのでおもわずシャッターを切りました。
上は、人間の年齢で言うと5~6歳のオスが後部座席を自由に右に左に移動して両側の窓から手と顔を出し周りのドライバーに愛想を振りまいていました。写真はよく見えませんが、左後方の半分だけ開いた窓のへりに両手をかけて外の様子を伺っているところです。
下は、やはり人間の年齢で言うと4~5歳ぐらいのオスで、ハッチバック車の荷室のカバーの上に寝転がっています。これもよく見えませんが、頭を右にして腹ばいになっています。左側に足の先っぽがわずかに見えています。
時々後部座席の方に下りてはまた上がってきてとにかくばたばた動きっぱなしでした。
路面の雪がきれいさっぱりとなくなると、全体的にクルマの平均走行速度は上がってきます。
家族単位で自爆する分にはどうでもいいですが、誰かを巻き添えにすることなく、できるだけ単独で逝っていただきたいと思う今日この頃です。
今号(4月号)の「セーフティ・ドライブの『コツ』」は、Aピラーの死角について書かれていました。
たまに自分以外のクルマを運転するときなど目の前の景色の微妙な違いに一瞬とまどうことがあります。
多くはシートポジションの高さの違いとAピラーの位置や大きさの違いのせいだったりするのですが、実際 JAF Mate にも書いていたように近頃のクルマには昔に比べAピラーの太いクルマが多くなったような気がします。
今からちょうど4年前の JAF Mate にもAピラー関連の記事が出ていてそのときの日記にも書いたのですが、太目のAピラーによって生じる死角をなくすには、走行中に自分の首を振って死角をクリアする必要があります。
そういう注意をせずにぼーっと運転してると右折の際、人ひとりがすっぽり斜めのピラーの中に納まってしまい発見が遅れ、横断歩道の直前で急ブレーキを踏むことにもなりかねません。
あまりこういう“Aピラー事故”について書かれているものを見る機会がなかったので、今回のこの記事はとても有効だと思います。
そういう訳で私のクルマにはETCが装着されていないので今回の危険予知の問題はパスさせていただきます。ということでよろしかったでしょうか。
「仕事」を理由に前のクルマを煽ることを正当化するドライバーの行き着く先。
ジャーン!!
これが今免許センターで貰える一番新しい教則本だ。
と写真を載せてもだからなんだよですけど。
このホームページを更新しない1ヶ月の間に免許証の更新に行ったりしてました。
そこで誰の為にもなりそうもないですが、一応手続きの流れを覚え書き。
・1:00PM 受付。一応優良運転者なので手数料2950円。安協加入を固辞。
私の列の窓口のお姉さんは一人ひとりに「安全協会に加入していただけますか」とちゃんときいていたのに対し、隣の列の窓口のおばちゃんは、下の方を向いて書類に記入しながらぼそっと小さい声で「安全協会費の方2500円になりますね~」と、さも払うのが当然のような言い方をしていたのでなんだかその列にいた人達はさみだれ式に払っていたようです。
・1:10PM 視力検査。機械式でわずか十数秒で終了。必要書類を提出して待機。
・1:40PM 印紙を貼った書類を受け取り写真撮影。
・1:45PM 優良運転者講習室へ入りそのままひたすら待たされる。
・2:10PM 講習開始。メインの話は道交法の最新の改訂ポイントについて。
(1)走行中の携帯電話の使用に関する罰則
(2)飲酒検知拒否に対する罰則
(3)集団暴走行為に対する罰則
最後の10分間は、安協の職員が出てきて「SDカード」登録の必要性についての説明。説明と言うよりは「必死の売り込み」という感じでした。
・2:45PM 無事新しい免許証を受け取り講習終了。出口でさっきの安協職員が手ぐすねひいて待ってましたが登録固辞。
案内の葉書には講習時間約30分と書いていたので1時間ぐらいで帰れるかなと思っていましたが、結局入ってから出るまで1時間45分。免許センターの独特の殺伐とした雰囲気にやられて精神的にかなり疲れました。
違反運転者講習だと講習だけで約120分かかるのでそれだけは勘弁と思いました。
以上、現場からでした。
毎度おなじみ JAF Mate の「ドライブだワン!」のコーナー。
今回はこれまで何度か巻末の通販コーナーに出ていた犬用シートカバー(防汚・防キズタイプのカバー)が紹介されていました。
同誌では過去何度か犬が走行中の車内で動ける状態になっている写真(自由に動き回っている姿をイメージできる写真)を載せており、この日記において JAF としてこういう写真はどうなのよというエントリーを書いていたのですが、今回もまた同様の写真が載っていました。
[過去のエントリー⇒●●]
ただ今回これまでと違っていたのは、文章の最後にひとことこんな但し書きがついていたことです。
*運転中は犬を固定すること。
すごく今更な感じがするんですけど、今後も犬をクルマに乗せている写真を使う時には忘れずこのフレーズを最後につけた方がいいと……思うよ。
なかなか来ないな~と思っていたら、1・2月合併号だったのですね。すごい待ちくたびれてました。
そういう訳で今年1発目の「危険予知」。
片側1車線の冬道で、両側に除雪車が積み上げた高い雪の壁が出来ている状態。
前車に続いて走行中、前方に左に入る脇道があることを示す標識が見えており、この時何に注意するかという問題でした。
解答は、前のクルマが左折の為に急減速して追突しそうになり危なかったというものでしたが、私はこの問題の写真を見た時にもう一つ別の仮定を考えていました。
ポイントは左側の雪の壁です。解答内の説明にも雪が多いと脇道の存在が見えにくいという意味のことが書かれており、どうせなら単に左折しようとする前車の減速に注意せよというものでなく、逆に脇道の方から乗用車が来ていて、その乗用車が高い雪の壁のせいでよく見えずに発見が遅れてぶつかりそうになるという解答の方が、よりこの写真の状況を活かしたものになっていたような気がします。
脇道の方から来る乗用車のドライバーにしても左右の確認は難しく、よく見えないままクルマの鼻先を出さざるを得ません。状況としては過去日記のこちらの写真のような感じです⇒●。
今回の解答がどちらであったにしても、全面真っ白な冬道ならではの視界というものを十分考慮し、速度を抑え車間距離を多めにとる運転が大切。ということですね。
今年も残すところ今日を入れてあと4日。忘年会疲れでまいっちゃってる人も多いと思いますが、恒例の「検問」をキーワードにしたサンプリングを今年もまたやってみました。
去年同様、法改正によって飲酒運転は実際随分と減っているようで、検出数も少な目です。さらに今年は「捕まった話」はほとんど見つけることができませんでした。
そういう訳で今回は“運の良かったドライバー”の話ばかりですので、深呼吸などして気持ちを落ち着けてから以下の続きをご覧下さい(例によってそのままの文章ではありません)。
新しいJAF Mateが手元に届いた時ぐらいしか更新しなくなっちゃてる今日この頃です。
そういう訳で今月の危険予知の問題。
Q.見通しの悪いゆるい右カーブで対向車線側に駐車車両あり。
この状況で気をつける事は何か。
A.対向車が駐車車両をかわして対向車線を越えて膨らんでくるので注意が必要。それを予測して止まれる速度まで減速しておくこと。
思いっきり省略してますが概略はこんな感じ。
今回のように対向車線側にクルマや歩行者等の“障害物”があり、対向車がそれらをかわそうとしてセンターラインをオーバーしてきてぶつかりそうになるというのは「危険予知」のおなじみのパターンの一つです。
最近では2003年の3月号と5月号がこれに該当します(⇒●●)。
実際にこのパターンでなんの注意も払わず減速もせずにその場を通過しようとするクルマはいくらでもいるし、“ケータイ運転”なんかしてたらこんな配慮はまず出来ないのでJAF Mateで“手を変え品を変え”このような危険を一人でも多くのドライバーに認識させる事はとても大切だと思います。
危険予知の問題は例によって写真だけを見て解答。
トラックの左ウィンカーと、そのトラックの右側面からかすかに見えている前走車のタイヤとの組み合わせですぐに言いたい事は分かりました。
段々ヒントの見つけ易さの難易度が上がってきてるなぁとか思いつつ、同時に今回の決め手である前走車のタイヤが仮に全く見えていなくても同じ解答がスムーズに出てこなければいけないと思いました。
特に渋滞しているわけでもない道路を走っているトラックがふいに出すウィンカー。
自分の直前を走っているトラックがそういう動きをするのを見たらそのトラックは目の前に何かがあるから車線変更をしたのだと瞬時に思えなければ、その分危険回避は遅くなります。
一つの記号として条件反射的に関連付けることが大切です。
今回の出題内容に関連して怖い話を一つ付け足します。
自分の前を走っているトラックの速度が遅いからといって無闇に煽り続けていると、この問題と同じような状況において大変危険な嫌がらせをされることがあります。
ほぼ直線の道路でこのような状況になった時、トラックのドライバーは前方に停まっているクルマに近づく少し手前で排気ブレーキをきかせて減速します。
減速はするのにトラックのブレーキランプは点灯しないので煽っていたクルマはトラックの減速に気付くのが一瞬遅れ更にトラックに近づきます。
次の瞬間、トラックは止まっているクルマとぶつかる寸前で左ウィンカーを出しそれと同時に車線変更します。
ここまで煽っていたトラックの姿が消え、その代わり目の前には右ウィンカーを出して右折待ちしているクルマの姿が突然出現します。
左後方にほかのクルマが迫ってきていたら続いて車線変更することもままならず、そうなればもうその場で急ブレーキを踏むしかありません。
かわせるかどうかは反射神経と運次第。
安全に勝る早道なしというお話でした。
あっ、信号・・・
ブレーキはゆっくり、しっかり
ミクロのツメがアイスバーンを引っかく!
フーッ
アレッ?
想像以上に、鋭く止まる。
きく~
---------------------------------
8月の終わり頃から始まったこのスタッドレスタイヤのCM。
9月中は他社のCM同様放送回数は少なかったのですが、10月に入って堰を切ったように大量に流されています。
で、見るたび思うんですけど、この映像のように本当に想像以上に鋭く止まられたら後続車にとってはエラい迷惑であるに違いありません。
停止線からクルマ2台分近い間隔を空けて“鋭く”止まられるのですから、後続車は停止位置の予想が狂い大いに戸惑うことになります。
ドライバーがケータイ運転中であれば咄嗟の対応ができず追突してしまうかもしれません(アイスバーン上では気付くのが遅れて急ブレーキを踏んでもABSをガコガコきかせたまま滑走し続けます)。
どんなに“きく”スタッドレスタイヤであっても実際に雪国に長く住んでいる人はこんな止まり方はしませんし、影響されて同じような運転をする事もないですが、効き目をアピールするのであればもう少し違う方法があったのではないかと他人事ながら気になってしまうのでした。
ちなみに今回この件に関して検索をしていて見つけた名言をご紹介します。
(北海道の人は)スタッドレスタイヤのCMのすぐ止まるは嘘だと知っている。(by 道産子チェック!)
【ご当地の踏み絵】より
ここ数日 JAF Mate の巻頭特集のせいで讃岐うどんが食べたくてしかたありません。
スープの薄い色に憧れるし、茹で上がったうどんにダシ醤油をくるりと一回しして食べるなんて一度でいいからやってみたいです。
そういう訳で今月の「危険予知」。例によって問題文を読まずに写真だけを見て答えを推理。
前方のクルマのリアウィンドウ越しに人影を見つけた時点でゲーム終了。
この企画お得意の典型的な宝探し型問題でした。
この出題と同じようなシチュエイションは私も何度か経験がありましたが、このような場合前のクルマのブレーキランプが点きっぱなしで発進しようとしない事も大きなヒントになります。
取り敢えずちょっと様子を見てみようという気持ちが自分が加害者になるのを未然に防ぐ事につながります。
それにしてもシニアカー。ちょっとは工夫したつもりでしょうか。なんつって。
「反省だけなら猿でもできる」なんて言いますが、その反省もできない人がたくさんいるようです。
【事故を起こしても半数の男性は「反省なし」(Response.)】
この記事において、男性の5割以上が「事故後も交通安全に対する意識は変わらなかった」というアンケート結果について“驚くべき結果”と書いていますが、実際それぐらいじゃないのかなという気がします。
例えば、普段から乱暴な運転をするなあと思って見ていた会社の同僚が案の定交通事故を起こした時。彼の口から出る言葉は「過失割合がこっちが多いのは納得できない」だの「スピードはともかくこっちが優先だった」だの、自分の運転の荒さは棚に上げて相手の落ち度ばかり。聞いていてうんざりしたというような経験は誰でもあるんじゃないでしょうか。
私は同僚に限らずいろんな人のこういうシーンを見ているのでぜんぜん“驚くべき結果”なんかじゃなかったです。
どっちが悪かったかばかりを考えるのではなく、あの時どうしていれば事故にならずに、もしくは起こさずに済んだだろうかを真剣に考える機会を自ら持とうとしない人は結局また同じような運転で同じような事故を起こしてしまうのではないかと思います。
*引用記事は「Mt.EGE」さんより。
先日は向日葵でしたが、きょうはわんこです。
急ブレーキを踏んだら車内でわんこの雪崩が起きるでしょう。
よく見えませんが、ルームミラーには“ふわふわカバー”がついてるし、ミラー本体にはシールがたくさん貼ってありました。
いったいどこへ向かっているんだか。
先月一時的に行方不明になっていたサイト「バリアフリー情報広場」を、関連するリンクを色々まわっているうちに偶然発見しました。
サイトのインフォによると今月17日までサーバーメンテナンスの為休止していたようです。
何はともあれほっとしたついでに自分なりに「車イス駐車場に停めません」ステッカーを作ってみました。
そのうちプリントアウトして自分のクルマに貼ってみようと思います。
ここまでオリンピック関連で個人的に最も残念だったこと。
それは、女子マラソンと女子レスリング決勝をナマ中継で見られなかったことです。
理由は、地元にTBS系列の放送局がないことと、我が家に今現在BS放送を見られる環境がなかった為です。
「あー、今の時間やってるんだなぁ」とか思いながら他の競技を見ている時に臨時ニュースのようにこれらの競技の結果がNHK地上波の画面の上の方に表示されるのをただ虚ろな気持ちで見つめていました。悔しいったらありゃしない。
と、いうような感じで全国でたくさんの人がオリンピック中継にいろんな形で振り回されて生活のリズムまで乱されている今日この頃。
そんな状況の中で、たくさんの大切なニュース報道が十分になされないまま後ろ後ろへと押し流されているのもまた事実です。
その一つが24日午前に閣議決定されたケータイ運転に対する罰則についての報道です。
ただ、そうは言っても元々関心の高い話題ではあるので一般的なニュースメディアでの扱いは今のところ小さくても、すでにそれなりの数の個人サイト等で注目すべき話題として取り上げられているようです。
11月1日は全国的に改正道交法施行の周知徹底を目的とした大規模な検挙がなされることが当然予想されますが、これまで「仕事の電話をとらない訳にはいかない」とか「どこでも使えるから『携帯』って言うんだよ」とか周りの人やネット上で吐き散らかしていた人達は、是非ともこの日もこれ見よがしにケータイ運転をしていただきたいと思います。
警官が目の前に現れても決して動揺して手に持った携帯を下に隠してはいけません。
そうでなければ“容認派”のこれまでの主張は、ただ単に自分が使い続けたいが為の屁理屈だったと言われることになりますから。
今こそ自分の考えを高らかに主張するチャンスです。
サインを拒否して裁判までいって下さい。必ずいって下さい。もし地元の裁判所だったらその日一番のレクリエーションとして傍聴に行かせていただきます。
私のところでは、2~3日前からスタッドレスタイヤのCMが始まりました。
毎年まだ蒸し暑いさなかに唐突にテレビ画面に雪景色の映像が流れると、夏の終わりというよりもう今年も残り少ないよと宣告されたような気持ちになって一瞬軽く凹みます。
実際もう3ヶ月後には例年初雪が降りますから(去年は11月22日)、考えてみればCMが始まるのも当然なんですけど、もう少し夏の余韻に浸らせてほしい気分です。
そういう訳で、今年のスタッドレスCM一番乗りはダンロップのこちらのCMでした。⇒●
私の前を走っていたこのクルマ。リアウィンドウが向日葵の花で埋め尽くされていました。
後続車のドライバーの心をなごませようとしてやっているのかカワイイからやっているのかよく分かりませんが、運転中にルームミラーを使って得られる後方視界の大部分を犠牲にしてまでする事とは到底思えません。
クルマの危険性をたとえる言葉としてよく「走る棺桶」なんて言いますが、私にはこのクルマが花をびっしり敷き詰められた棺桶そのものに見えました。
ご愁傷様です。
私の地元は今、東北3大夏祭りの一つと言われている竿燈の真っ最中でございます。
演技中の写真を掲載できれば一番いいんですけど、こんなのしか撮れません。
期間中、昼竿燈と夜竿燈が行われ、会場も別になるため一日中あちこちこんな感じで竿燈本体も移動しています。
私のような地元の人間には見慣れた光景であっても、県外から来た人にとってはこの移動風景はかなりのオドロキのようです。
何しろ道路の車線幅を越えるほどの“大若(一番でかいサイズの竿燈)”をトラックに積んで、風で飛ばされないように数人の“若い衆”が荷台に一緒に乗って移動しているのですから。
道交法を適用されたらそのまま一発タイーホと言っていいぐらいの状態ですが、この期間中だけはおまわりさんも見ないふり。
夜、灯りの入った竿燈は本当にキレイですので、まだ見たことのない方はぜひ一度遊びに来て下さい。
RCカーの選手権を見てきました。
見てきたと言ってもたまたま会場そばを通りかかって、なんだろうと思ってのぞいたらやってたのでそのまま見入ってしまったという感じです。
何台ものRCカーが入り組んだコースを物凄いスピードで駆け抜けていく様はなかなかのもの。
何度かテレビで見たことはありましたが、このスピード感は生で見てこそだなと思いました。
それにしてもこれだけゴチャゴチャしたレース展開の中でよく自分のクルマを見失わずに最後までしっかりコントロールできるものだと感心します。
実際、コースアウトやクルマ同士の衝突によってしょっちゅう仰向けになったりするのですが、その度にチーム関係者がコースの中に飛び込んでひっくり返ったクルマを元通りにヒョイヒョイ直してそのまま何事もなかったかのように再び走り出していくのが見ていて面白かったです。(右上の写真)
この大会はこれからも全国色々な場所で続けられるみたいなので、興味を持った方は行かれてみてはいかがでしょうか。
[日程表]
コンビニに入ったら缶コーヒーのオマケ企画をまたやっていたのでつい買ってしまいました。
「Honda歴代バイクフィギュア」ということで、[全6車種+シークレット]だそうです。
一応ハンドル切れるしタイヤは回るしスタンドの上げ下げも可能です。
先日の日曜日、近所でちょっとしたファミリー向けのイベントがあり、終盤ちょっとだけ見てきました。
帰り道、隣に並んで走っていたワンボックスカーの窓に何やらちらちらと動くものがあり、見たら幼稚園ぐらいの男の子が私に向かって満面の笑みを浮かべて手を振っていました。
信号で止まっている間もずっと手を振り続けていたのでその笑顔には全く反応せずに無表情のままデジカメを取り出し写真に撮ってやりました。
以前勤めていた会社の上司が全く同じ状態で急ブレーキを踏んでしまい自分の子供の額に傷をつけたという話を聞き、その時私は上司に向かって「仕方ないんじゃないですか」と言ったことがあります。
今回もその時と全く同じ気持ちになりました。
「いきなり割り込まれなきゃ分からないんだろうな」。
非人間ですか。
今月の危険予知は、例によって問題文を読まずに写真だけを見て答えを推理。
勾配の向こうに交差点があり信号は青。その勾配の為信号手前が死角になっています。
この状況で気をつけるべき事として3つ思い浮かびました。
1 信号は青だが渋滞が発生していて前走車に追突しそうになる。
2 信号は青だが無理に横断しようとしている自転車か何かがいて轢きそうになる。
3 信号が青でそのまま直進しようとしたが対向車が右折を始めていてぶつかりそうになる。
どれでもよさそうでしたが、JAF Mate的にはおそらく3だろうと思い実際それが今回の解答でした。
自分的には実は今回も“ハイパーな”解答を考えていて、なんでだか分からないけど交差点手前に人が倒れているというもの(夜間であれば深酒して路上で寝てしまった人をはねた例は実際にあります)。
とにかく目の前に死角があったらなんでもいいからアクセルペダルから足を離して何があっても止まれる態勢を作っておくという事が大切なんだと思うのでした。
探偵ファイルの7月8日付けの記事が傑作でした。
タイトルが「三菱車と、安全な車」。
三菱の関係者(とみられる)による替え歌の歌詞が載っています。
パロディというのは、それを見てはらわたが煮えくり返る人間が実際にいることがハッキリと分かり、その姿が想像できるからこそ面白いのです。
笑いました。
後ろの方におまけでついていた「三菱の車です ご注意下さい」のステッカーも大うけ。自分でもすぐに同じものを作りたいくらいです。
10年近く三菱車に乗り続け、そのクルマに深い愛着はあっても、メーカー自体になんの思い入れも持ち得なかった私です。
今日から始まったNHK教育の「中高年のためのらくらくツーリング入門」で進行役を務めているのは国井律子。
何気なくチャンネルをかえている途中でその姿が目に入ってびっくりしました。
彼女の動いている姿は彼女が「おしゃれカンケイ」のアシスタントをやっていた時に何度か見た時以来なのでちょっと嬉しかったです。
番組内容は「中高年のための~」と銘うってはいますが、バイクの乗り方の基本をとても分かりやすく解説していく趣旨のもので、特に年齢に関係なく楽しんで見れるものだと思いました。
今まで写真(本とWeb)でしか見たことのなかったクニイのライディング姿を期待しながらこれから毎週見ていこうと思います。
これでも一応私は“中免ライダー”なのでした。
今日、ある駐車場で前に停めてあったクルマのリアガラスに見覚えのあるステッカーが貼られていました。
駐車場の車いす用スペースに健常者がクルマを停めないことを宣言するステッカーで、実際に貼られているのを私は今回初めて見ました。
そこで、自宅に戻って自サイトのリンクページからこのステッカーを配布(販売)しているサイトに久しぶりにアクセスしてみたところ、すでに「not found」状態になっていました。
この運動(キャンペーン)自体、2003年4月30日までの限定的なものであることは知っていましたが、サイト自体が消滅(移動?)しているとは思ってもいませんでしたので、とりあえず検索エンジンで色々たどってみましたが、同アドレスをリンクしているサイトはありましたがサイト自体(バリアフリー情報広場)にたどり着くことはできませんでした。
このステッカー自体デザインも良くアピール度も高いので引き続き入手できる状態が続いて欲しかったのでとても残念です。
運転中、自分の前を走っているクルマの窓から火の点いたタバコがポイ捨てされたら気分悪いですよね。
だいぶ前ですけど、どこかのサイトの掲示板である人が、自分だったらこういう場合、そのタバコを自分のクルマのタイヤで轢いて火を消すようにしていると書いているのを見ました。
理由は、火の点いたままのタバコが万一道路端の何かに引火したら大変だし、風で飛ばされたりタイヤに弾かれたりして歩行者に当たる可能性もあるから、なんだそうです。
物凄くいい人なんだな、と思いました。でも、私だったら同じ事はしません。
私の場合は、むしろ転がってきたそのタバコを轢かないようにハンドルを切ってかわします。
理由というかその気持ちとしては、捨てたドライバーに対する意思表示にほかなりません。
すごい下らないというのは自分で一番分かっていますが瞬間的にそうせずにはいられないのです。
複数のバイク乗りさんのサイトで、同じ事をされた時にその吸殻を拾って、捨てたドライバーに「落し物ですよ」と言って渡したという話を実際に読んだことがありますが、できる事なら私も同じ事をしてみたいです。
吸殻、轢きますか、かわしますか?
どっちでもない。どうもしないという人が一番多いというのは承知の上です。
今月(7月号)の「JAF Mate」の危険予知の問題。
交差点を左折しようとしている時、自転車に乗った女の子がケータイ片手にその画面を見つめたまま向こうから走ってきたら、そりゃもう信号が赤でも気付かず突っ込んでくるだろう事は予想がつきそうなもんです。
そういう訳で今月の問題簡単すぎ。
近頃クルマでも自転車でも“ケータイ運転”のバカばっかりで、これぐらいの予想ができなきゃ恐ろしくてハンドルなんか握ってられません。
今日は酔っ払ってこれを書いてますので過激さ十分です。
"ケータイ運転"をバカ扱いして気分が悪くなるのは誰ですか?
プーさん大好き。
ルームミラーの中心から吊り下げられた全部で5体のマスコットはステアリングのすぐ横まで伸びていて、おそらく運転中はその揺れに伴い左手の甲のあたりに日常的に触れているのではないかと思われます。
視覚的にも相当な妨げになるのは明らかですが、常にステアリングの持ち替えを余儀なくされる運転操作においてよくジャマにならないものだなあと感心します。
通常時はもちろん、とっさの急ハンドルを余儀なくされた時などあやまってマスコットの吊りひもに指を引っ掛けて一緒に握ってしまったらと考えると本当にこわいです。
こんなまねは私にはとてもできませんが、このクルマのドライバーは、もしそんな万一の瞬間を迎えても、大好きなキャラクター達と一緒に天国に行けるのだからきっと幸せに違いありません。
願わくは他の人を道連れにしませんように。
いいのかこんな終わり方で・・・
ビル屋上の駐車場からフェンスを突き破ってクルマが落ちてくる事故がまた最近ありました。
ニュース解説の中で、コンクリートのタイヤ止めの高さを上げるとその分効果はあるが、車体そのものにブロックが当たって傷をつけてしまうので実際にはなかなかできないというような事を言ってました。
そこで思ったんですけど、上の写真(合成写真です)みたいにブロックを2段構成にして、手前のブロックを越えてしまったらそのあとは車体にぶつけてでもそれ以上進まないようにして止めるというのはどうでしょうか。
もし実際にやるなら、どんなクルマがどれぐらいの速度で当たってくるのかを単純に想定することはできないので、ブロックの高さとブロック間の距離をどれぐらいにするかの判断はかなり難しいものになると思われます。
"平地"の駐車場でここまでする必要はもちろんありませんが、落ちたら間違いなく死ぬと思われるような場所にある駐車場では十分設置の意義はあると思いますけどどんなもんでしょう。
「JAF Mate」誌の中で実は密かに楽しみなのが巻末のショッピングカタログのコーナーだったりします。
これまで実際に何かを購入した事はないのですが、よくここにラインナップされるマノ社の財布は今現在私が使っている財布だし(型は異なりますが)、シュクラのバックレストは昔乗っていた私のクルマの運転席になくてはならないものでした。
そういう訳で今月も楽しみにしてページを開いたのですが、乗用車の座席に広げて敷いて使う「防水シートカバー」という商品の写真がちょっと気になりました。
去年もまったく同じ写真が使われていたのですが、ワンちゃんがそのシートを敷いた座席でとてもリラックスした姿で写っているのです。
以前にも同じような事を書きましたが、同誌内で犬をクルマに乗せる時は万一に備えてケージに入れておきましょうというような事を書いておきながら、同時にこのような写真も使えてしまうという感覚がイマイチよく理解できません。
こんなことが気になる人なんて実際殆どいないのでしょうけれど、長い期間のトータルなイメージとしてプラスになるかマイナスになるか、もう少し慎重な判断があってもよいのではないかと、まったく余計なお世話ながら思ってしまうのでした。
「JAF Mate」が届いたりとか、何かしらきっかけがないと真面目に更新しなくなってきた今日この頃。
今月の「危険予知」は、従前とは少しタイプの異なる面白い問題でした。
ヒントとなるポイントは2つ。前方にいるトラックのハザードランプの点滅とそのトラックの運転席側から出ているドライバーの右手です。
この2つに気付くかどうかという事と、この組み合わせが意味する事(何を知らせようとしているのか)をこれまでの運転経験から瞬時に理解できるかどうかが生と死の分かれ目(←大袈裟)になります。
私自身も長いことトラックドライバーをしていましたので今回は写真を見ただけで(問題文を読む前に)答えが分かりましたが、若葉マークのドライバーにとってはその意図を理解するのはもしかしたら難しい事かもしれません。
まずは自分の前方にいるクルマのイレギュラーな動作(車体だけでなくドライバーのアクションも含めて)を見た時には、(優先意識云々はこの際取っ払って)とりあえず止まれる態勢を整えて様子を見る事が肝心です。
数日前、JAF Mateの年会費の振込みのため某銀行に行った時の事。
振込み用紙に代金を添えて受付のきれいなおねえさんに差し出したところ、そのおねえさんが私に「今カードをご利用になってお支払いいただければ年会費がお安くなるんですけど」と言いました。
カードを使うだけでJAFの年会費が安くなるならその方がいいのかなと一瞬思ったのですが、そのあとの話を聞いたら新規でカードを作らなければならないという事だったので、もともと複数枚カードを持つ気のなかった私はその勧誘を辞退してパンフレットだけをもらって従来の料金分を支払って銀行をあとにしました。
少し気になって、あとでパンフレットを見たら年会費が半額以下になっていてとても驚いたのですが、実はそのロードサービスはJAFではない全く別の会社のものだったのです。
銀行+カード会社+ロードサービス会社(某中古車販売会社の新規事業らしい)による3社共同の企画だったのですが、年会費の安さに目がくらみ話をよく聞かずに申し込みをしていたら危うくJAFを知らないうちに退会しているところでした。
最初、単に年会費が安くなるとだけ言って興味をひかせておいておもむろにパンフレットを取り出すやり方は、ちょっとフェアじゃない気がするんですけどどんなもんでしょう。
私の町でディーラー各社合同の大規模な中古車フェアがあるたびに見られる光景で、過去にもこの日記内で何度か写真つきで紹介していますが、未だに彼らがこの“習慣”をやめる気配はありません。
ほぼ完全にフロントガラスの左半分の視界が短冊でつぶされている状態なのに、どんどん前のクルマを追い越していけるその神経はとてもじゃないけど理解できません。
まるでテレビゲームを楽しんでいるかのようにも見えます。
今日と明日、近所でこのフェアが行なわれているのですが、こういう光景を何度も見せられて、少なくともこのイベントでは中古車を買う気になれなくなってしまっている人は決して少なくないと思うのです。
すっごい感じ悪いステッカー作りました。
メッセージの意味と使用法は去年の5月に作った「pass me ステッカー」と一緒。
こんなのはとてもじゃないけど自分のクルマに貼る気にはなれません。
先を急ぐ後続車のドライバーの神経を逆なですること請け合いです。
まったくゴールデンウィークの真っ只中に何やってるんだか・・・。
今月の「JAF Mate」の危険予知の問題は、その解答および解説の言い回しになんとも言えないビミョ~な歯切れの悪さを感じました。
渋滞で停止する際、自分側にある脇道の手前のスペースを対向車が進入できるようにあけて止まって待っているというよくあるパターンで、このとき何に注意しますか?という問題だったのですが。
渋滞の先の方を見てすぐ前のクルマがもう動き出すのではないかどうかを確認すればよいのかとか、右折を始めている対向車の後ろにさらにクルマがもう一台続いているのではないかとか、脇道の入り口付近に歩行者や自転車とかがいて右折車がすぐには入っていけない状態になっているのではないかとか色々考えながら写真を見つめ続けたのですが、私には答を見つける事はできませんでした。
私は解答をあきらめ「このパターン(位置関係)でよくある事故と言ったら、こっち(自車)の脇をすり抜けて走ってきたバイクと対向右折車との衝突だよな」とか思いながらページをめくって解答を見たら、まんま「左側からバイクが出てきて衝突しそうになりました」なんて書いてあってびっくりしました。
これって、止まってる側じゃなくて右折車側の問題なんじゃないの?と思いながら解答の続きを読むと、「バイクが来ている場合はクラクションなどで対向車のドライバーに注意を促すようにしましょう」なんて書いてあってまたびっくり。
そんな事をしたらこちらが苛ついているように勘違いされて、対向車のドライバーが十分な安全確認をしないままアクセルを踏み足してしまう事にもなりかねず、私には恐くてとてもそんな事はできないと思いました。
同ページにはこの解答についての解説もあって、「(クラクション、パッシング等による)合図の使い方には十分注意しましょう」と締めくくられており結局合図は出した方がよいのか出さない方がよいのか、また合図を出すならどうやったら相手に誤解を与えない安全な合図が出せるのかなどについての解説は最後まで示されないままでした。
結局この設問の着地点としては(解答部分ではなく)解説部内にあった「対向車がバイクなどを発見しやすいように、できるだけ車間を空けて停止しましょう」という所なのでしょうけれど、それならいっそのこと脇道そのものを塞いで停止し、対向車が入ってこれないようにしてしまった方が事故そのものも起こりえず“最も安全”なのではないかと冗談じゃなく思うのでありました。
すいません。つい反射的にミニカー付きの缶コーヒーにまた手が伸びてしまいました。
今度はソアラのオープンです。実際に走っているところを見た記憶がほとんどないのですが、人気あったんでしょうか、このクルマ。
ところで今回各飲料メーカー数社協賛のこの企画には加わっていなかったPOKKAは独自のプレゼント企画を始めています。⇒コチラ
ゲームに勝って世界に一つだけのオリジナル携帯ストラップをゲットしよー!
ってなんで宣伝してるんだろ。
別に嬉しい訳じゃないですけど・・・。
今日コンビニに行ったら何やらまた缶コーヒーの頭にミニカーらしきおまけがついていたのでつい買ってしまいました。
今回は1/105モデルだそうで、相当ちっちゃいです。
企画の詳細はコチラをどうぞ。
某ショッピングセンターの屋外大駐車場。
ぽつねんと取り残されたカートの侘しさを表現してみました。
って、これだけで終わろうかと思いましたが・・・
放置の理屈も分からないではないんです(共感できないしもちろん実行もしませんが)。
自分のクルマが停めてある場所までカートを使って楽して運んできたのに、荷物をクルマに積んだ後またわざわざ戻しに行ったらイミがない。 広い駐車場なんだから、カート置き場を駐車場内に作って客の便宜を図るべきじゃないのか等々。
もっともな面もあるけれど、ちなみにこの写真を撮った駐車場は、ちょうどこのカートを置いてあった場所から20メートルぐらい先に屋根つきのカート置き場がちゃんと設置されていました。
それが見えていないというのもおかしいし、そこまで戻しに行く気さえないただの横着行為だと思われても仕方がありません。
んなこと言ったってこっちは客だぞ文句があるか!って気持ちも当然あるんだろうけれど、もし他のお客もみんな同じ考えで同じ事をしたとしたら駐車場は放置されたカートだらけになって誰も自分のクルマをカートにぶつけず駐車場から出す事すらできなくなるでしょう。
結局こういう事を実際にする人の数が全体的に見て少数だからこそ成り立つ考えでしかありません。
成り立ってすらいないけど・・・
(書いたのは4月6日)
暗くて何が写っているか全然分からないと思うんですけど、私の前を走っていたクルマのルームミラーが毛むくじゃらだったんです。
よくダッシュボードに白いムートンを敷き詰めて自ら前方の視界を悪くして楽しんでいる人達がいますが、あれをそのまま小っちゃくして巻き付けているようにも見えます。
多分まんま「ルームミラーカバー」とかの商品名で売られている物なんでしょうけど、白い毛がふわふわ毛羽立っていて鏡面の少なくても3分の1ぐらいは隠れていたようでした。
本来四角いはずのミラーが後ろから見るとぼんやりとした楕円形になっているのがなんとも変な感じ。
さらにその下に葉っぱの芳香剤やらマスコット人形やら何やらがたくさんぶら下がっていてあれでよくまともに運転できるものだと感心します。
偶然見つけたHONDA(UK)のサイトがとてもユニークだったのでご紹介。
accordのページで、おそらく向こうで放送されているのだと思われるCM映像が見れるのですが、クルマの部品だけを使って近頃巷で有名な“あのスイッチ”が見事に構築されていて思わず見入ってしまいます。
⇒コチラからどうぞ
日本のHONDAには今度是非「アルゴリズム体操」で1本CMを作っていただきたいものです。
(書いたのは金曜日)
もうすっかり雪もなくなったし早くタイヤ交換したいなーと思いつつまだしてなかったんですけど、今日、どのぐらいの人がタイヤ交換をすでに済ませているのかを調べてみたくなり夕方某ショッピングセンターの駐車場に行って実際に数をかぞえてきました。
予想では3割ぐらいのクルマがノーマルタイヤに戻しているんじゃないかと思っていたのですが、103台調べてそのうち戻していたクルマはわずか16台。比率にして84%以上のクルマはまだスタッドレスタイヤのままでした。
私自身どうしようかと非常に迷うところですが、明日の天気を見たらなんとまた雪ダルママークがしつこく出ていたので早くてもあさって以降になりそうです。
ただ、どんなに降ると言ってももう道路に雪が残るほどは降らないでしょうから、あさっての日曜に交換を済ませてしまう人は実際少なくないのではないかと思います。
今度の日曜に交換してしまわないとそれからまた丸一週間交換できない人も多いだろうし、週間天気予報を見ても日曜は晴れ&くもりマークで以後雪ダルママークは出ていません。
毎年タイヤ交換が行なわれるピークの日曜には、スタンドに行くと平気で「2時間待ちです」とか言われたりするみたいだし、果たして今度の日曜はどの位の行列がスタンド前にできるのでしょうか。
「2」とか言うほどのものじゃないんですけど、今月の「ドライブだワン!」というミニコーナーの中で、走行中のクルマの中で犬が自由に動けると危険であり、ケージに入れておくと万一の時犬が放り出されず安全であるみたいな事が書かれていたんです。
これは全くその通りでもっともな話なんですが、去年(2003年)11月号のペット自慢のコーナーで、どう見ても日常的に窓全開で犬の顔を外に出したままクルマを走らせているとしか思えないような写真が載っていたのをしっかり覚えていた私としては、どうにも白々しい感じが頭から抜けないのでありました。
ちなみにその写真には、でかいゴーグルを顔に装着したワンちゃんがクルマの窓から身を乗り出している姿が写っていて、JAFスタッフによる「こうしていると窓全開でも涙が出ないんだそうです」というコメントが添えられていました。
そういう訳で、やっぱり言いたい
ダメだこりゃ。
もうこんなダジャレでも言わなきゃやってられない今月の「JAF Mate」の危険予知の問題。
リードを付けた犬が突然交差点内に飛び出して来たら、それに続いて子供(飼い主)が慌てて追いかけて来るだろうぐらいの事は簡単に予測がつきそうなもんです。
サッカーボールがコロコロと転がり出てきたのと同じで十分な減速をして様子を見るぐらい普通すると思います。
そこで、どうせならもうちょっとヒネってみろやてな感じで久々にハイパーな解答例。
(JAF Mate片手にご覧下さい)
交差点に近付いた時に突然リードを付けた犬が飛び出してきて、それに続いて男の子の「マテ~~~!」という声が遠くから聞こえてきたので、これは危ないと思いブレーキペダルに足をかけた瞬間、交差点手前左側を歩いていた若者がこの状況を理解したらしく、(犬を子供に代わって捕まえてやろうと考え)咄嗟に肩にかけたバッグを地面にほおリ投げたかと思うと、そのまま全く後ろを振り返らずに交差点中央に駆け出してきて、あやうくこの若者を轢いてしまうところでした。
犬が単独で走っているのを見かけたら、その犬を捕まえようとするのは必ずしもその飼い主だけとは限りません。周囲をよく見回してその犬を捕まえられる範囲にいる人すべてを把握し、どの人のどのような動きにも瞬時に対応できるよう、日頃から十分意識して運転するよう心がけましょう。
って、できるかそんな事!
(ダメだこりゃ。)
(書いたのは3月19日)
うーん、寒い。
もうすぐにでもタイヤ交換しようかとてぐすねひいていたのに、昨日と今日また雪が降りました。
降ったと言っても道路に残るほどではなくほんのちょっと“風に舞う”程度だったのですが、気温がだいぶ下がって今シーズンもう必要がないと思っていた灯油を結局今日また買う羽目になりました。
数日前から くしゃみ 鼻水 目の痒み という花粉症3点セットが始まってうんざりしてるというのに、まったく雪と花粉と一緒に降るんじゃねーって感じです。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、明日ぐらいでパシッと冬が終わってくれればあさってあたりエイヤっとタイヤを交換してしまおうと思っているのでありました。
p.s これからしばらくアイボンが私の大事なお友達。
うーん、“はざかいき”ってこう書くのか・・・
とか変換して感心してる場合じゃなくてですね。
目下の私の一番の懸案事項は、いったいいつスタッドレスタイヤから普通のタイヤに戻すかって事です。
今週に入って天気予報の雪だるまマークも消え好天が続き、日陰にある雪捨て場に残っている雪以外はすっかり消えてなくなりました。
この前の日曜日の朝にはどこからともなくキュッ、キュッ、キャコ~ン、というタイヤ交換独特のサウンドが近所に響き渡り「あぁ、これぞ春を告げる音だな~」とか思いながら自分はいつやろうかと悩み始めました。
16日の昼間、運転しながら何気なく聞いていたAMラジオのリスナー参加型のローカル番組のFAXテーマが「あなたはいつタイヤ交換をしますか」という、実にタイムリーなもの。
聞いていたら4月に入ってから、という意見が結構あって、それに続いてお彼岸を過ぎてからという意見もそこそこあったみたいです。
同じ放送を聴いている圏内でも山あいの地域では未だに何メートルもの雪の壁があるところもあるのでそのまま参考になるとは言えない訳だし、私の住んでいる所ではもはや冬は終わったと勝手に判断して今週中に換える決心をしました。
スタッドレスタイヤのままで乾燥した雪のない舗装道路を走っていると、速度の割にゴムが柔らかすぎてちょっとしたカーブでタイヤがズリズリと横に滑り出すいわゆる“カニ滑り”状態になりやすくけっこう怖い思いをする事もあるのでなるべく早いタイミングで交換してしまいたいのです。
万一来週以降また降りやがったら、その時は一日中家に引きこもっておとなしくしていようと決心している私なのでした。
そう言えば「日本の歩きかた」がひっそりと終わっちゃってましたね。
始まった頃は、進入禁止の道路に無理矢理入ってくるクルマや悪質な駐車違反等に立ち向かう地元住民の様子を紹介して、違反車両を一掃する解決法の紹介・実践、そしてその成果まで見せていてなかなかホネのある番組だなあと思っていたのですが、後半その“解決法”の部分が徐々に抜け落ちて、ただ単に悪質な違反の状況をそのまま放送するだけになり見ていてなんだか欲求不満な気分だけが残るようになっていました。
その後徐々に制作側のやる気とか情熱とかが薄れてきていたのが見ている方にも伝わってきて、これはなんだか危ないよなぁという感じが少し前からしていました。
結局「ご近所の底力」にもなれず、かといってバラエティに徹する事もできずに失速し、最後は「はじめてのお使い」に手を出したり老舗旅館の若女将の奮闘記をやったりで、もう何の番組かも分からないようになってぐだぐだのまま最終回を迎えてしまいました。
交通無法地帯を実名で紹介して現地警察やお役所等に強烈なプレッシャーをかけていた番組であっただけに、こんな中途半端な形で終わってしまった事は大変残念に思います。
時間帯や番組の雰囲気等をガラリと変えた形で、将来同様な企画でまた新しい番組として再出発して欲しいなと、個人的には思っています。
3月に入ってから今シーズン初の「真冬日」になったりしてまだまだ春は遠いと感じられる今日この頃。天気予報は土曜・日曜と雪だるまマークが鎮座しております。
ところで、掲示板の方に「赤ちゃんが乗っています」ステッカーの話題が出ていたのでその事についてちょっと書きます。
すでに過去の日記や掲示板で何度も触れているように、この話題についてはしょっちゅうどこかの掲示板で肯定派と否定派との間で論争が起こっていて、だいたいは口汚い罵り合いとなり収拾がつかなくなるのが現状です。
どうしてそうなるのかを考えてみました。
その理由の一つは、同じ「赤ちゃんステッカー」を貼っている人同士でもそれぞれその動機や心構えに大きな違いがあって、その事が考慮されないままに全体の議論が展開されてゆくからなのだと思います。
わが子の安全を願って真摯な気持ちでクルマに貼って常に安全運転を心がけているドライバーも当然いるし、単なるファッションで貼り付けて荒い運転を日常的にしているドライバーもいるでしょう(ファッションで貼ること自体何も悪い事ではないし、批判の理由にもなりません)。
たまたま後者のドライバーの運転を誰かが見て十把一絡げに(ステッカーを貼ったクルマのドライバー全体を)批判したとしたら、それは前者のドライバーにとっては全く的外れな言いがかりでしかありません。
言われちゃったら悲しい気持ちにもなるだろうし反論だってしたくなります。
さらに事態を複雑にするのは、安全を願って貼っているドライバーにも大きく分けて二種類の考え方の人がいて、ステッカーを周囲のドライバーに見てもらってあくまで少しの間だけの寛容さを、祈るような気持ちで“お願い”しているドライバーと、このステッカーに初心者マークと同等、或いはそれ以上の強制力を期待してなんらかの配慮を“要求”する考えを持ったドライバーもいるという事。
私は単純に、状況に応じた適切な車間距離を保ってさえいれば全てのクルマに対して特別な扱いは必要ないと考えているのですが、それではダメですよと言う考え方の人もいるという事です。
そういう訳で何が言いたいのかというと、実際の路上においてはそれぞれ立場や考え方の違いはあっても、何かを要求したり感情をぶつけたりせず双方が思いやりを持った「儀礼的無関心」を通す事こそがお互いの幸福の為なんじゃないかと思うのでありました。
(旧日記よりの転載分です)
テレビを背にしていた時ふいに流れてきた「HIGHWAY STAR」に なんじゃ!と思って振り返ると、それは新しいワゴンR[RR](ダブルアール)のCMでした。
70年代にロック小僧だった私のような世代には未だに心奪われる DEEP PURPLE の名曲です。
この曲はスタジオ盤じゃなくてやっぱり「ライブ・イン・ジャパン」だよな、とか言ってる人は完全に歳がバレバレであります。
それはともかく、このCMは曲のイメージ通りクルマの“走り”を強調したものになっているのでその事をあまり快く思わない人もいるかもしれませんが、走りの性能の良し悪しを購入の際の大きな選択基準の一つとしている人が少なくないのは間違いのない事であり、そういうイメージに応えるCMを作るのは企業としてごく当たり前の姿勢であると言えるでしょう。
こういう“分かりやすい”コンセプトのCMが盛んに流されている一方、プジョーのオープンカーのCMは今の私にとってなんだかよく分からない物の代表です。
初めて見た時は、クルマの背景で海岸沿いにある大きなアーチ状の岩が電動ルーフのオープンに合わせてガラガラと崩れ落ちるシーンしか印象に残らなかったのですが、何度か見る内にその“ストーリー”が見えてきました。
つまり、せっかく仲間と一緒に綺麗な夕日を見に来たのに、肝心の夕日が大きな岩の陰に隠れて見えなくなってしまったのでその岩をぶち壊しちゃいました。夕日が見れて良かったね、というとんでもないストーリーです。
実際にこのCMを見た事のない人にはさっぱり分からない説明ですが、この状況は自分達にとって目障りな物は壊してしまえばよいという発想の具現であり、おもいっきり“自然破壊なCM”であるようにしか私には見えませんでした。
ストーリーは分かっても、その意図するところはさっぱり分からない、私にとって謎のCMなのでした。
※サイトにムービー置いてました。⇒⇒ ジャポンなのね